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うだつのあがらない過去生の話①

おはようございます。
今日は個人的な過去生の話を書きます。

私は当時男性で、1800年代イギリスに生まれ、
中途半端にミステリースクールなどでオカルト魔術を学んでいました。

国内でわりと有名な画家だった祖父の血統か、わりと器用で、
細々とした革製品を作っていたようです。

それでも羊の世話と、ちまちま作品を売るだけの生活がイヤで、
とうとう阿片を持って、清、長江に向かいました。
(当時は阿片の規制がなかった)

そこでは更なる過去生で、
かつて親であり養父だった人物(マフィア/今世クサガメ)と出会い、
アヘンを渡す代わりに絹と胡椒を買い、
楽しい貿易商生活が始まりました。

定住がイヤな気質にはよくあっていたようです。

長江によく出没するじいさん(今世ヒキガエル伝次郎)とも仲良くなり、
私はそのじいさんにいつも、お土産として阿片を渡していたようです。

このじいさんは貿易商たちの人間関係をよく知っていて、
たまに阿片のお礼としてなのか、
ライバルを出し抜くアドバイスをくれたりしたようです。

あとこのじいさんには見よう見まねの太極拳を教わっており、
こっそり目で真似ただけのデタラメ太極拳を持ち帰ることにした私。

そして時代は急激に移り変わり、阿片戦争に突入します。

家族ぐるみで親密だった取引先のマフィアは内部抗争で命を落とします。
このとき顔見知りだった人々は皆命を落とし、
私は嘆き悲しみ、失意のままイギリスへ帰ります。

長江の悪友であるじいさんは体が弱りはじめ、
死に目に遭うことは叶いませんでした。
(今世ではこのじいさんはヒキガエルとなり目の前に現れ、今度こそ死に目に…遭ってないか、1〜2日ズレがあるな…)

そして私はイギリスへ帰るとき、清の女の子を一人連れ帰ります。

その女の子は今世では、私の息子です。

息子とは霊夢などでしょっちゅういたずらをしあっていて、
近未来や金星や、いろんなところで立入禁止区域に入ったり。

私と息子の間には、
いわゆる悪友という関係がベースにあるのだと思います。

今回は親子です。

一方娘はというと…
この時の人生では、私の祖父にあたります。

国内では名の知れた、正統派の画家だったようです。

しかしそれにしてもなんで俺は、
こんなにうだつが上がらないんだろうな?

大量のレザーワークスに囲まれ、
窓の外には羊の群れ。
隣の部屋には大量の祖父の絵画。

大好きなんだけど清から連れ帰った女の子は決して頼りにならないし、
祖父の絵画には叱られているようで直視できず、
いろいろ不満の多い人生だったようです。

結局40歳になった頃、
じいさんから聞いていたアガスティアの葉を開けにインドへ行き、
カルマ浄化の儀式までやってもらいます。
(40歳にカルマ浄化の儀式をするところは今世と同じ)

そして晩年、
じいさんから教わったインチキ太極拳を地元で教えて生計を立てます。
(羊とレザーもやってる)

やっぱ過去生も今世も似たようなもので、
やってる仕事が3つはあるんですよね。

とりあえず今世は、前世パターンを大きく変えたいな。

それにはやはり、
遊んでばかりいちゃダメってことですかねえ。

そんな話。
おしまい。


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五月女夕希/野良漫画家
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