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緑肥を育てて、畑は豊かになる?
結論から言うと、緑肥を育てて、粉砕して、すき込むと畑は豊かになります。
緑肥は、いわば良質な有機物(微生物のご飯)。
春は、マメ科のヘアリーベッチとかセスバニアとか。
夏はイネ科のソルゴー。
秋は麦などなど。
いろいろと、緑肥にも種類があります。
これらの植物を育てて、
ソルゴーなんかは、2メートルくらいにもなります。
大きくすればするほど、有機物の量はたくさんとれます。
つまり、微生物たちのご飯がたくさん。
微生物は喜んで、土を豊かにしてくれます。
ここで、ちょっとややこしいのが窒素との関係です。
ソルゴーがわかりやすいのですが、大きくすればするほど、窒素は畑に戻りません。
逆にまだ青々とした若い状態ですき込むと、吸い上げてた窒素もわりと戻ります。
要するに畑に窒素分を残したい時は、早めにすき込む。
窒素分はいいから、できるだけ有機物が欲しい時は、なるべく引っ張って、最大限大きくなってから、すき込む。
これが、ポイントです。
このあたりをふまえて、畑の窒素量を見極めながら元肥(もとごえ)を、どれくらい入れるか、決めます。
ん?元肥(もとごえ)?
聞き慣れない言葉が出できたので、次回説明します。