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#3 小確幸と心のSlackとサードプレイスと

 別に村上春樹さんが好きというわけではない(というか読んだこともない)のですが、ある人のVoicyを聴いていて出てきた「小確幸」という概念を聞いてピンときたところがああったので書き留めておこうと思います。

 「小確幸」とは、書いて字の如く「小さくて確かな幸せ」のこと。日常の中でコストも労力も時間もかかる大きな幸せではなく、日常の中にあるちょっとしたことでも自分にとって確かな意味のある幸せを自覚的に作り出していくと心身の健やかさに繋がるって話。(出典を読んだわけでないので、正確な理解かどうかは不明。すいません)この話を聞いた時にふと思ったことが、じゃあ小さくても確かな幸せってどうやって生まれるのか、そのメカニズムってなんなのか?なんでも方程式にして理解しようとするのが僕の底の浅さなのですが、どうしても分析的に考えてしまうのです。

 当然、幸せ自体が一人ひとりの心が決めるのでそのn値をとると方程式なんて成り立たない。でも、これはおそらく十分ではないが必要項になるのは「心に余裕がある」ことなのかと思うのです。確かに、自分の心のセンターラインがどこにあるか理解していて、自分にとって何が小さくて確かな幸せかが頭でわかっていても、結局頭が日常の雑多なことで一杯になるとそもそも小さくて確かな幸せがあったとしても、そこにある幸せを取りに行く気力も体力も湧いて来ないと思うのです。(とにかくベッドから起きれない・・・。あ、もう夕方だ。罪悪感。自分の人生ってなんなんだろう・・的な負のサイクルにぐるぐる。)つまり、小確幸の一個手前で「心のSlack」をどう保ち続けるか?への解決策がまず必要になるんだろうなーと考えました。

 今の僕にとっては、睡眠(戦略的昼寝)/栄養(一日一食)/運動(毎日の筋トレ)後サウナに行くこと。そして、日常生活をより少ないもので過ごすことで「溜まり」を作らないこと(洗い物・洗濯物・冷蔵庫の中の食べれなくなったものなど?)でマイナスを防ぐことと「スモール集中」する時間を作ること(コーヒー淹れる・読書・ランニング・料理・掃除など?)でプラスを作ること。

 つまり、小確幸が向こうから不意にやってきた時に幸せだと感じられる心もようと、それを自分から取りに行く心身の軽やかさを「心の余裕」から維持し続けることがまず大切で、これができれば8割オッケーとさえ思えてくるのです。

 そしてそして、「サードプレイス」(第三の場所)。一昔前は、家と職場の間にあるホッと一息つける場所くらいの意味しかなかったですが、特にここ数年の大きな社会環境の変化の中で、サードプレイスの持つ意味はこの自分にとっての「心のSlack」を作れる場所のことなんじゃないかなーとも考えました。そこは決して孤独や孤立を感じない「緩やかな紐帯」をがありながら、それでいて自分自身に向き合えるパーソナルスペースの守られた自分らしくいられる場所。そんな場所を日本中に作れる唯一無二のブランドを築きたいですね。そんな事を考えた一日でした。

取り止めもなくすいません。
というか、目につくものを減らすだけでストレスって減るものですよね。

UK

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