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#15 面談と対話とお喋りと

随分久しぶりの投稿になってしまいました。約3週間ぶりです。私事なんですが、ここ数ヶ月で昇格面談への準備があり通常業務との両立でバタバタしておりました。何といっても、いつでも自分のことを考えるのが一番カロリー使う作業で苦手ですね。さて、大変に長い言い訳はこの辺にして今日の話。
面談を終えて、少し考えたことを纏めておきたいと思います。

数ヶ月かけて上長と面談への準備を進めてきました。様々なやりとりをしてきましたが進めていく上で気づいたこと。どんなトピックでも考える方向は大きく4つに分類できるのかと。

●どこを目指しているのか?ゴールやビジョンは?(Where)
●その理由は?至った背景は?取り組みのきっかけは?(Why)
●何が課題なの?(What)
●どのように取り組んだの?(How)

で、この4方向に向かう軸にあるのは「自分の思いや考え」と「現実や現象」。ここを中心に、 ー「仮説」を持ってWhereに・「解釈」を持ってWhyに・「分析」を持ってWhatに・「意思決定」を持ってHowにー 行き着けるのではと考えました。
そして、特に Where / Why の話をするときには「Emotion(自分の心情やVision)」に基づいて、What/Howを話すときには「Rational(客観的根拠に基づき論理的に)」話せることが大切。情緒的な部分と理知的な部分のバランスですね。
言わずもがな、主語としては「自分」と「組織」の2つが必要ですので、自分の3W1H・組織の3W1Hをそれぞれ考えておければいいわけです。
ただ、言うに易し行うに難し。なぜかといえば、正解のないことに自分の考えや現実の分析を軸に考えを深めなければいけないので、思考の体力は当然として、仮説を組み立てる力、課題や本質を見抜く力、未来を見通す力など様々な力が必要になるからです。

で、表題の話。
言い換えればインタビューになる「面談」に向けてこれらを万全に準備し臨む訳ですが、実はこれでは不十分。実際の面談の時間は機械的に用意された(月並みな)質問をしていきそれに答えられるかをみる時間ではないからなのです・・・。
本番の時間は「対話」。つまり、その時間の中の会話の流れが右に左に予期できない方向のどこに行っても、自分の準備した情緒的/理知的な考えに基づき受け答えできることが必要で、ここの部分のトレーニングも必要なのです。

幸いうまくいき面談はパスすることができましたが、事前にここまで見えていた準備をできていればもっとスマートな準備になりましたね・・・・。
次の学びにつなげたいと思います。

あ、ちなみに「お喋り」ですが、これは面談前のアイスブレイクや太馬が和んだ瞬間などに見えるその人の会話力が見えるもの。ここはちょっとしたポジティブなユーモアが見えると安心しますよね。(ここまでいくといやらしいか?)

兎にも角にも、いい時間になりました。
面談などを控えている方はぜひご参考になさってみてください。

では。

UK

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