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息子が教えてくれた、私が本当にやりたいこと。

シングルマザーのゆきです。

みなさん夏休みはいかがお過ごしですか?

私は今日、息子に「動画編集がしたい!」
と言われました。
YouTubeに自分が作った動画を載せてみたいとのこと。(さすが現代の子〜!)
動画は作ってあげて、載せ方が分からなくて保留になっているのですが、
そんな時に息子に聞かれました。

「ママのやりたいことはなぁに?」

ママノヤリタイコト…?

私がやりたいことは、
息子が幸せになれるような経験を提供すること。
そう思っていたのです。
その為には息子をたくさん旅行に連れてってあげたいし、長野の狭い土地から出してあげたい。
その為にたくさん稼ぎたい。
ずっとそう思っていました。

私「息子くんと一緒に旅行に行きたいな〜」
息子「え!じゃあもう叶ったじゃん!」
私「…え?これから行くんじゃなくて?」
息子「でも前に行ったよ?」
私「うん、たしかに行ったね。でも前にディズニーランド 行きたいって言ってなかった?」
息子「ディズニーランド はもう行ったからいいかな?」
私「(行ったの息子が1歳の時だけど…。いいのか?)」
息子「他には?」

息子が喜ぶと思っていたお出かけ。
もちろん子供だし、その時の気持ちで変わるのかもしれないけど、
母として子供にたくさん体験をさせたいというのは、私の勝手な気持ちだったのかもしれないな。と思うと同時に、
自問自答していくうちに、
「もしかして息子が聞きたいのはそういうことじゃないのかもしれない?」と気づきました。
そして、自分が小さい頃、同じように「お母さんは?」と母のことを聞いた時に、「お母さんはいいのよ☺️」と控えめな笑顔で言われた時の微妙な寂しさを思い出したのです。

息子は私の答えが知りたいんだ。
息子も私が楽しいことや嬉しいことが知りたいし、そういう私が嬉しいんだ。

そう気づいたもののいろんな意味で私の頭は混乱しました。
どちらかというと我慢していない母親の部類に入っていると思っていた私。
息子は我慢をさせてばかりだと思っていました。
でも実際は、まだまだ「母は我慢すべき。」と思っていた自分がいることに気づいたからです。
そんな答えじゃ息子には響かなそうだなー。と思い、真剣に考えました。

私「んー。ママ、綺麗な家に住みたいな。」
息子「???いまのいえもきれいだよ…?」
私「そうだね。ママこんな家に住んでみたいんだー。」

そう言って、1枚の写真を見せました。

https://images.app.goo.gl/9KsFa8HcnAeBwrHx9

何かこの写真に特別な思い入れがあったわけではないのですが、
なんとなくこんな感じの物が少なくて落ち着いた部屋で暮らしたいなーという
私の中でのささやかだけど本当にずっと小さな頃から思っていたことを思い出して話しました。

子供の時からインテリアが好きだったこと。
今の家は物が多いので、物がない部屋で暮らしたいこと。
ソファが欲しいこと。

そうしたら、息子が
「ママ!すごくいいじゃん!!!」
と言ってくれたのです。

そして次々と、息子なりのインテリアのアイディアを話してくれました。
実は天井の模様が怖いから全部白の変えたいこと
壁の色は白がいいこと
カーテンの色を変えたいこと

えー!いいねいいね!楽しそうだね!
といいながら、
2人でDIYの動画を見漁りました。

そして満足したのか、いつもは寝かしつけに1時間かかる息子はあっさりと布団に入って寝たのでした。

自分のやりたいことや気持ちを表に出すのがどうしても苦手な私。
それは幼い頃から親にジャッジされてきたという自覚があるからこその怖さなのだと思います。
それに反して私のことを純粋に知りたいと思って話しかけてくれる息子。
もっと大事に向き合わないといけないなと思いました。

ということなので、実家なのであまり大幅な模様替えはできなさそうですが、
残りの夏休みはお片付けをたくさんして家を整える夏にしようと思います。

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