適材適所 / 観賞金魚と干渉されたくないキンギョ
空を泳ぐのは鳥じゃなくてもいい
それはもしかして
金魚かもしれない
道を歩くのは人間じゃなくてもいい
それはもしかして
ペンギンかもしれない
適材適所。その人に適した場所、能力や性質に適した地位や任務が与えられる。そんなコトバがある。なんとなく、『適材適所』はいいコトバにきこえる。
しかるべくしてキミはそこにいるんだよ、と言われれば適材適所としてココにいるんだよ。いていいのだよ、と言われているようでホッとする。かもしれない
観賞用として品種改良された金魚。観賞という場所が しかるべくして の場所だったのだろうか?と、ふとおもう。もしかして・・・鑑賞されたくないのかもしれない。干渉されたくないのかもしれないね。
もしかすると、誰かの目のとどかない もっと広い世界・・・たとえば空を泳ぎたいと思っているのかもねぇ。
適材適所。その人に適した場所が与えられること。それは、客観的な場所であって主観的な場所ではないのかもしれない。どちらがいいのかは?
どちらもいいとおもう。
その場所にいることを不安におもうときは『適材適所』だと考え
その場所にいることを窮屈とおもうときは『然るべき場所へ』と思えばいい
そんなふうに都合よく考えられるのが 人間 にとっての適材適所なこの世界
◻︎金魚は観賞用に品種改良されたフナだった、と知ったときには。な、な、なんと。人間とは、、、刹那に切なく感じました。金魚はピンポンパールが好きです。見出し画像は みぞおち空間さん の画をおかりしました