
PaulのSmithで、アナタがえらんだのはさくらんぼ色をしたりんご。
そんなつもりはなかったのだけれど
ふらっと立ち寄る
藍色のそれを何本かえらぶ
ワタシは決まって花かうさぎ
そんな中でいつもとはちがうものをひとつ
これっ、いいじゃない
山形だからちょうどいいじゃない
と、彼女がいう
ワタシのえらんだ数本からひとつ
あなたはソレを気に入った様子
1、
2、、
3、、、
???
お互いに3秒止まる
あーーーあれっ、さくらんぼかっ!
同時にふたりで笑う
りんごじゃなくてさくらんぼだよねぇ
ふたりで顔を見合わせて笑う
いつも決まってワタシは花かうさぎ
今日えらんだのはりんご
彼女の息子がりんご農園にいたことを思いうかべながら
今日えらんだのはりんご
いつもとちがうモノを選ぶ
それがなんだか嬉しい日だった
おっとさんと出会ったころからPaulSmithを贈っている。PaulSmithに出会うきっかけは唯一の友である彼女。そんな彼女と久々に出かけた日のこと。買うはずのなかったネクタイとシャツを買う。藍色にりんご。山形へ出向くおっとさんはさくらんぼ色のりんごを携える。
◻︎好きなものはとことん好きです。今回の買い物も数分ほどで完了。「本当にコレでいいですか?他にも見てみますか」と。大丈夫、好きなものは好きだから間違いない。