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ファーストセンテンスゲーム プレイレポート

前回の記事にルールをまとめたファーストセンテンスゲームで遊んでみたので、具体的な進行や例題を記します。

準備は省いてゲーム開始から。
全てオンライン(Discord)での開催です。

①出題者は、本のタイトル、著者、あらすじ、表紙の画像を提示する。

②回答者は、上記の情報を元に架空の書き出しを創り出し、出題者にDMで送信する。

③出題者は全員の書き出しを確認し、正解を混ぜた上でアルファベットを付けて選択肢を提示する。

④回答者はスタンプ機能にて投票する。(コメントにA、B などの情報を追加できる。発信者は伏せられる)

⑤正解を選択した回答者は2点。自分が創った回答に票が集まった回答者は一票×1点。

⑥出題者を交代し、全員が同じ回数出題をしたら終了。

実際に出題された1問

「ぼぎわんが、来る」 著 澤村 伊智

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。それ以降、秀樹の周囲で起こる部下の原因不明の怪我や不気味な電話などの怪異。一連の事象は亡き祖父が恐れた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか。愛する家族を守るため、秀樹は比嘉真琴という女性霊能者を頼るが…!?全選考委員が大絶賛!第22回日本ホラー小説大賞“大賞”受賞作。

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選択肢
A 8年前、田原秀樹少年の身の上に降りかかった災難こそ、この特筆すべき事件の始まりだった。

B 桜の蕾がほころぶ季節とは思えないほどの生温かい風を感じた。

C 田原秀樹がぼぎわんになってから一週間がたった。

D …ノックの音がした。

E 「これで大丈夫なんでしょうか ー ほ、本当に。」

どれか一つが本物。他は全てでっちあげた偽物です。

本が一冊あれば誰でもできる、想像力を総動員してそれっぽい書き出しを生み出すゲームです。

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