LGBTの困難な就職活動~とても簡単!!自分の居場所の作り方~
パンテーンのCM見ましたか?
僕、当事者なのに全然知らなくて、パーソナルトレーニングの先生から教えてもらってその場で実際の動画を見て、衝撃を受けました。
「時代は変わった」と(笑)
僕は今年40歳になりますが、色々とそこに行くまでに挫折を繰り返し、、辿り着けず、、就職活動というものとは無縁にこの世界にきたので、MTF、FTMだからこその就職活動の悩みは、今回このCMを見て気付かされました。
確かに、性別で差別をしてはいけないと時代は変わったけど、
本来の自分を前面に出して、マイナスに働く可能性があるなら、自分を隠して乗り切ろうと思うと思う。
学校とは違い、人生の中で長い時間を占める「仕事」を決めること。
悩んで当然。
しかし、悩めることがあることに感謝だと僕は思う。
僕は、FTM=夜の商売しかない と思っていた。
やりたいことはもうとっくの昔に諦めてしまっていた。
男として一般社会で就職することなど、夢のまた夢だと思っていた。
僕はありがたいことに夜の仕事が好きだったから良かったが、ほとんどの子がこちらの業界にきても挫折してしまう。
いま、僕が名古屋の錦3丁目で経営しているオナベバーのVENUSに集まってくるたくさんの子たちを見てきて思うのは、夜の商売には向いてないなーと思う子でも、昼職なら、、裏方なら、、事務仕事なら、、向いている、能力を発揮出来るんじゃないかと思える子はたくさんいる。
うちの店の求人広告のテーマは「自分らしく生きる場所」
なのに、オナベホストとして労働力がない子にはその居場所すら提供してあげれない現状に自分の理想との矛盾を感じる。
もっと、違う分野で何か出来ることはないか?と模索する日々だ。
ちなみにVENUSの求人は下記でご確認頂けます。
話はかなりずれたが(笑)
今の時代、今就職を考えてる世代の子へ
LGBTに対して理解がある様になったとはいえ、まだまだ100%自分らしく自分に嘘はつかずに。は無理かもしれない。
いや、そもそも無理なのだ。
そこを受け入れて、自分が何を優先するか?
それで生きればいい。
性別をどうしても認めてほしい!なら、どんな困難も覚悟して受け入れてくれるところを見つける。
とりあえず今は、性別違和は置いておいて、生活の為に条件の良い仕事を見つけたいなら、自分のセクシュアリティは隠してでも就職活動をすればいい。
普通の子たちでも、就職活動では本来の自分のままで勝負!というよりは、最大に猫かぶって自分をアピールしていることだから(笑)僕らだって、
それでよい!!
希望の会社に入ってしまえたら、そのあとにもし性別の問題で限界がきたらそのタイミングで自分の気持ちを訴えたっていい。
求めていることは人それぞれ。
とにかく、いまそこの選択肢がある状況に、世の中に、感謝を忘れないでほしい。
そして、このLGBTの就職困難というミッションを自分の思う方法で乗り切ったら、あとは全力でその仕事と向き合い、雇ってくれた会社の利益のために頑張ること。
自分の居場所は自分で作る。
自分を理解してもらうためには、必要とされる自分になること。
これが最大の近道である。
会社が求めているのは、優秀な労働力である。
『それがあれば、男とか女とかどうでもいい。』
それを認めさせるのも、自分次第!とてもシンプルでいて、無限の可能性なのだ。
パンテーンのCMの人も最後にこう言っていた。
「3年後、5年後の自分は笑ってるよ」と。
みんなが、今出来ることを全力で生きていれば、
君が思うよりも確実に未来は明るい!!
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