衝撃のカミングアウト。娘がLGBTその時どうする?
僕の家は、自己紹介でも書いた通り典型的なサザエさんちみたいな、おじいちゃんおばあちゃんがいてお父さん、お母さん、お姉ちゃん、弟がいて、いつも賑やかで、笑い声の絶えないごくごく普通の家でした。
そこに、急に娘だと思っていた僕(英理子)がカミングアウト
あの時の両親の顔は忘れられません。
まさか。。うちの子が状態ですよね。
僕は世代的にいわゆる「コギャル世代」
高校も共学に進んだので、
心に忠実に男っぽくしたら、
いじめられるんじゃないか?
という思いが強く、無理して女っぽく、
周りの友達と同様、ギャル服を着て、髪を伸ばして、派手な化粧をして自分を偽って過ごしていました。
そんな時代がある為、
カミングアウトしたときに、親は「なぜ?
あの時は女の子だったよ?なんで?」
と驚いていました。
でも、何日か経った後、
お母さんがボソッと言いました。
それは、僕が高校生の頃かな?
セクシャリティについて、自分ってなんなんだろうと、色々と調べて、たどり着いて
郵便局留め、送り主もカモフラージュしてもらって、FTMの虎井まさ衛さんの書籍というか資料のようなものを注文して読んで、机に隠していたことがあって。
それをどうやら発見していたらしく。
「あの時、もしかしたらそうなのかな?」って思ったけど、
『その事実から目を逸らしてしまった。向き合ってあげれなくてごめん。
1人でずっと悩んでたんだね。』って。
そこから、向き合い、理解をしてくれています。
今年97歳のおばあちゃんも、
「英理子」から
「優希」って呼んでくれて、セクシャリティの事も理解して、 なんなら
恋の相談まで聞いてくれます(笑)
恵まれた環境だと思いますが、
今僕が思うのは、
親は、ftmをカミングアウトしても
手術をして身体を変えて、戸籍上の性別変更をしようが、
女の子と結婚しようが何をしようが、
「娘」なんですよね。
それは、とても感じます。
嫌だとか認められてないとかネガティブな事ではなくて、
それが自然なんです。
だって、ずっと娘として育ててきたんだもん。
そりゃそうだ(笑)
今を否定せず、変わらず家族という存在でいてくれるだけで、感謝。
だから、
娘がlgbt 息子がlgbt
そんな告白をもし受けて悩んでいる親御さんがいるならば、
そんなに急に変わらなくて良いです。
今まで通り、普通に「家族」という味方として
接して、そばにいてあげて下さい。
そこからスタートして、
一緒に悩み、生きていってあげて下さい。
そんな存在がいるだけで、
心強いんです。
ただそれだけで。
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