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僕は人間の不良品なのか?LGBTは社会のお荷物ではない!

僕は性同一障害。女から男に性別を変えて生活をしているLGBTセミナー講師、鈴木優希人間塾オンラインサロンの運営をしているFTMトランスジェンダーの鈴木優希です。

「LGBTは生産性がない」という発言が問題にもなりましたが、

逆にいえばそれを失言だと問題にしてくれるほど、

今、世間はLGBTに対して理解しようという追い風の真っ只中。

名古屋市もパートナーシップ導入へ。

2015年に東京の渋谷区と世田谷区で始まったパートナーシップ制度。

僕が住む愛知県名古屋市でも2021年中にも「パートナーシップ制度」が導入するという流れのようです。

ただパートナーシップは同性婚とは違います。

あくまで法的な効果のない「認証」ですが、今まで存在するのを知っていながら、無視されていた存在を「認めてくれた」という点では大きく、これからはもっと進んでいくでしょう。

現にパートナーシップ証明書の提出で

ANAのマイルのファミリー会員と特定利用者の登録が出来るようになっています!
同性パートナーも異性のそれと同じで、
「家族」と認めてくれているということです。

そんなLGBT当事者が生きやすい世の中になっている中で、まだ根強く性同一性障害の僕を「差別」している人が居る。

それは「自分」

僕は性別適合手術を受けて、戸籍も変更したため、望んだ性別の「男」として暮らしています。仕事も名古屋市中区錦3丁目でオナベバーVenusのオナベバーの経営をしているので、何も隠すことなく。むしろ、FTMである事を売りにした商売をさせていただいているので日常の中で「性別違和」で悩む事はほとんどありません。

でも、まだ「女」だった過去。なんならまだ「女」の部分があることが受け止められていないと感じます。

治療・手術を経て、戸籍上は「男」と認められても、無いものは無いし。出来ないことは出来ない。戸籍を変えてもその他は変わらない

そんな自分の存在と向き合っていくと

所詮は男の偽物、人間の不良品なんだと思ってしまう。

昔から普通が良かった。
男でも女でも身体と心が同じで。親にも心配かけなくて、自分の決めた仕事について好きな人と家庭を持って生きていく。

みんなの普通が僕の奇跡。

自分らしくていい。女っぽい所があってもいい。そう思ってバランスを取っても、どこか弱ってしまうと卑屈になってしまう自分がいる。

これはこの人生が終わるまで感じ続けることなのでしょう。どんなに世の中がLGBTを僕を認めてくれたとしても・・・。

でも、命が終わるその時に
「生まれてきて良かった」

そう思いたい。

僕がこの世からいなくなった事に、涙してくれる、惜しんでくれる人が1人でも多い生き方をしたい。

不良品なりに精一杯生きてやる。


鈴木優希のセミナー活動、LGBTについてのコンテンツを掲載しているオフィシャルサイトも是非見て頂けたら幸いです。

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