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水田の畦畔管理20 ~除草剤の効果(中間報告)~
先週行った、畦畔への除草剤散布の効果をnoteする。
1週間後ということで、中間報告果ですが、ご覧ください。
前回と同じ地点です。
4枚目の写真はアングルが違うが、ご容赦願いたい。
(※4枚目の農道側は、親方たちが「グルホシネート剤(商品名:ザクサ)」をダーッとやっている)
4枚とも、効果は発現しているが、草種によって効きが違うのがわかりますね。
では、草種ごとに見てみよう。
ヤブカラシ。
この個体はよく生き残ったほうで、ほとんどが真っ黒になって原形をとどめていなかった。先の2枚目の写真を見れば、効果は明らかだ。
ネム。
葉に生気がなくなって、閉じ気味。
クズ。
こいつもよく効いている。葉が茶色く変色している。
だが、クズは体がデカいので、本当に効いたかは、疑うほうがいい。
ナワシロイチゴ。
こやつはなかなかしぶとい。葉は黄化しているが、まだやる気がありそうである。気を抜けない。
「種」もこのとおり。
緑が濃い個体がいるが、何なのだろう?
とにかく、種を落としたくない。結構な数がありそうだ。
以下、いろいろ撮ってみた。
こんな感じだ。
以上は、効いたのでGOOD!というものだが、気になる結果もある。
ヨモギとチガヤが混じっている畦畔。
可能な限りヨモギのほうを狙って散布したのだが・・・
ご覧のとおり、しっかりチガヤに効いてしまっている。
チガヤは畦畔を保護してくれるよい草種なのだが、こうやってグリホサート剤をやると負けてしまうのかもしれない。これでは本末転倒になってしまうから、くれぐれも注意ですね。
この畦畔は、経過を観察することとする。
除草剤の効果が完成するのは来週になるだろう。
引き続き、結果を報告する。