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今日の参拝94 ~祓戸四神のお膝元にて~

昨日の続きです。

まず最初に訪れたのが、こちら。

佐久奈度神社

大祓詞の原型となった祝詞を有する神社ですね。
ご祭神は、祓戸四神

まずは駐車場にあるご神木にご挨拶。
「お久しぶりです。」
黄色い葉が散り始めている。

道中、神社の脇を流れる「瀬田川」が、琵琶湖から流れ出しているということが、今回はよくわかった。

境内をゆっくり散策する。紅葉が進んでいるね。

いろいろ考える。

今日のこの日のために、前もってこちらにご縁をいただいたのだろうか?

とか・・

拝殿。僕は、本日この地に来た理由を神様に説明する。
そして祈る。

願わくば、神のお膝元に娘が参り、ここで何かを成し遂げんことを・・

もう少し歩こう。

段の下の「橋守社」
落ち葉の絨毯が美しい。

神は、今日も変わらず辺りを見守っておられた。
「お疲れさまです。」

段の下の橋守社。

僕は再びご神木に戻る。
なにか、娘の受験を通して、自分の「弱気」に向き合っている気がする。

「僕があまり祈ってはいけないですね。それが”念”になっても困るし。」

僕はそう思い直し、弱気を手離す
ここは、祓戸四神のお膝元なのだ。

高山の末 短山の末より 佐久那󠄁太理に落ち多岐つ 速󠄁川の瀨に坐す瀨織津比賣と云ふ神 大海原に持ち出でなむ 此く持ち出で往なば 荒󠄄潮󠄀の潮󠄀の八百道󠄁の八潮󠄀道󠄁の潮󠄀の八百會に坐す速󠄁開都比賣と云ふ神 持ち加加呑みてむ 此く加加呑みてば 氣吹戶に坐す氣吹戶主と云ふ神 根國 底國に氣吹放ちてむ 此く氣吹放ちてば 根國 底國に坐す速󠄁佐須良比賣と云ふ神 持ち佐須良ひ失ひてむ 此く佐須良ひ失ひてば 罪と云ふ罪は在らじと 祓へ給ひ淸め給ふ事ことを 天つ神 國つ神 八百萬󠄄の神等共ともに 聞こし食󠄁せと白す

大祓詞(神社本庁版)・抜粋

「・・では神様方、後はよろしくお願い申し上げます。」

試験開始の11時、僕は神に全てを預け、ここを後にした。

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