今日の参拝151 〜神の使い?〜
19日は新嘗祭。
それに備え、僕は、境内清掃のご奉仕に出かけた。
今年は落葉が遅い。なので例年より落ち葉は少ないのだが、それでも回収すれば結構な量になるものだ。
僕はいつものとおり、まずは神々にご挨拶を申し上げる。
ん?
気付くと、何かがいる。
大きなアオダイショウだ。
数年ここに通っているが、これは初めて見た。
ところがこの蛇の方は、全く動かない。普通なら、人間が近づこうものなら、逃げるか威嚇するかどちらかなのであるが、全く微動だにしないのである。
脱皮の直後なのか、はたまたしばらく獲物にありついていないのか、身体が痩せ細っている気がする、光沢も弱い。
とりあえず様子を見ようと、僕は作業を開始した。
小一時間経っただろうか。
蛇の方は・・
まだ同じ場所に同じ姿勢でおられる。
こりゃ弱っているかなあ・・
僕はせめて人の目につかないところに移そうと、身体を突いてみた。
すると彼(?)は動き出し、頭を反対方向に向けて、石垣の裏の穴に入って行った。
少しホッとする。
・・ま、いっか。
とりあえず一件落着したので、僕は作業を再開した。
夕方、落ち葉の入ったゴミ袋を回収するため、僕は再びあの場所を訪れた。
すると、
いる!
のである。同じところに。
例によって、ピクリとも動かない。
僕は、
大丈夫なんですか??
などと話かけて、そっとしておいた。
30分ほど経って、作業終了のご報告に境内を回った時には、もう彼はいなかった。
よく神社では、トカゲや蝶、そして蛇などが現れ、それは神の「歓迎」の印だという。それはよく分かるんだけども、今回の蛇の方は明らかに様子が違っていた。
神の使いか?
マジでそう思った。
だがそれが歓迎なのか、違った意思表示なのかはわからない。
不思議なこともあるものだ。
あれは一体何だったのか。
最近、身の回りに不思議なことが増えている。
また宿題が一つ増えましたよ。(笑)