今日の参拝30 ~紙祖神~
毎年、9月の18~19日に、女房の実家の神社で、秋の神事がある。
その準備に「和紙」が必要になるのだが、特殊な大きさと厚さなので、毎年この時期になると、紙漉きにお嫁に行った、同級生のお世話になる。
貴重な和紙が自由になるってのは、幸せなことですよ、本当に。
で、その近くにある大きな神社。
「岡太神社・大瀧神社(おかもと・おおたき)」
https://okumiya-jinja.com/interview/interview044/
扉の写真に見覚えのある方もいるだろう。
神社仏閣の写真集では必ず紹介される、国の重文だ。
実に美しく、見事な建築である。
デザイン・・というか、造形がハンパない。
これは「里宮」。
「岡本神社」と「大瀧神社」の里宮が一緒になってるから、こういうことに。
※鳥居の表記をご覧ください。
ちなみに、近くの山の上に「奥宮」があって、そこでは社殿は別々。
ただ、無茶苦茶しんどい道中になるので、今回はお参りしていない。
主な御祭神は、「クニトコタチ」と「川上御前」。
この川上御前が、「紙祖神」なのだが、なんでもはるか昔、貧しかったこの地の民に紙漉きを伝え、生活が楽になるようにしてくれたのだそう。
このようなストーリーは全国にあるようですね。
真清田神社境内の「服織神社」みたいな。
実態は誰なんだろう?
なんて思ったりする。
多分・・・あの姫神だろうな。なんの根拠もないけど。
さて、この神社、見事な龍の装飾がある。
逆光で写真がイマイチなんだが、一見の価値あり!龍が好きな方は是非。
関東の方は、東京・田無の「田無神社(たなしじんじゃ)」。あのイメージです。
「クニトコタチ」は龍神と言われているから、龍の装飾があっても不思議じゃないよね。
また、クニトコタチと〇〇〇姫の取り合わせ、というのも意味深だ。きっと計り知れない「謎」が眠っているに違いない。
この日は同級生のお蔭さまで時間ができて、久しぶりにお参りできた。
ありがたいことです。
ありがとうございます。
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