寝息といびき
「おやすみ。」
そう言って床に入った後、人は眠りに落ちる。
すると、明らかに変わるものは
寝息。
スーッ、スーッ・・と、起きていた時とは明らかに違う「呼吸」になる。
そう、「深い」呼吸だ。
ほどなく、鼻の奥の方で
いびき
が始まる。
同じいびきでも、例えば、酔っ払いが泥酔して爆睡している時のそれとは違う。
鼻腔の奥で、共鳴により増幅されたような音。
さて、しばらく前になるが、鼻の奥で、
未知の器官
が発見された、というニュースがあった。
今の僕は、これが、「未知なる能力」に関係した器官ではないかと考えている。
どういうことか書いてみよう。
人は眠ると、バックグラウンドで眠っていた「センサー」や「感覚」が起動する。丹光を見たり、夢で別次元に行ったり、そういうことが出来るようになる。
それを司る何かの器官がある。
それは「松果体」とかかもしれない。
だがActiveになったその器官は、活発に活動することによって発熱する。なので「冷却」が必要になる。
その冷却装置が、鼻腔の奥に配置されている。
・・こう思うのだ。
これは完全に僕の仮説なのだが(笑)、上記の「寝息」、「いびき」に辻褄が合う。眠ることによって器官が起動し、それを冷やすために呼吸を深くし、空気の流量を増やす。その副産物として音がする。
・・こういうことだ。
横で寝ている人を観察するとよくわかる。
ああ今、別感覚起動中だな、とか。(笑)
かくいう僕も同じだ。
表感覚から裏感覚への移行をなんとなく感じながら、今宵も僕は眠りにつく。