サードアイ② 〜入眠〜

先日のこと。
祭りの後片付けが終わって、シャワーを浴び、自室で久しぶりにゆっくりしていた。

久しぶりやなあ・・

すると、ウトウトしてくる。

なんせ久しぶりのゆっくりだから、昼寝をするのもよかろうと、僕は椅子に座ったまま目を閉じる。

だが僕は、何故か「入眠」の過程を観察していた。

さっさと眠ればいいのにね。（笑）
そしてあることに気づく。

意識が徐々に遠のいていく、その感覚が、もっと違った言葉で表現できる。

二つの目が閉じるのに反比例するように「サードアイ」が開き（松果体が覚醒し？）、何かを吸収し始める。うまく言えないが、「吸収」という表現が一番しっくりくる。

で、その吸収と共に、意識が「別の世界」に移行し、記憶が途切れる。
・・こういう感じだった。

睡眠中、人は別の世界に繋がっているというけれど、「夢」や「丹光」とは違った方向からそれを確認できた気がする。

見えない世界・・とは深遠なものだ。僕はまだその断片をランダムに寄せ集めているに過ぎない。

それでも・・興味は尽きない。
この未知の領域に。