今日の参拝153 〜新嘗祭〜
11月19日は、崇敬している「堤治神社」の
新嘗祭
である。今年は平日。
だが、草刈りも一段落したし、仕事を調整して、僕は末席に加えていただいた。
あれこれ考えたが、何といっても新嘗祭は神に収穫を感謝する祭事だから、「お米」と「野菜」、そして「お酒」を奉納させていただく。
参列は初めて。
どうなるんだろう?うちの氏神様とは規模が違うよな〜とか(笑)、楽しみである。
定時になり、新嘗祭は始まった。
まずは「祓所」にて、参加する全員が清められる。
黒い幕、ってのが違和感だったが、神社でも「黒」は1番高貴な色なのだそう。
続いて、行列は拝殿へ。宮司さんの装束は、赤っぽいオレンジ色。カッコいい。
雅楽は「生」だった。これは尾張一宮「真清田神社」の雅楽隊だそうで、うまいと思ったのもさもありなん。ウチの村にあった雅楽隊とはレベルが違いましたねー。(笑)
神饌が上がる。そこに、鯛と鯉がいたのにはびっくり。ウチの村では鮎を上げるが、こういう大きな神社でも「生き物」をお供えするのか・・と勉強になった。
祝詞は基本、「感謝」の内容である。新嘗祭は神に対する行事であることがよく分かる。
最後に玉串奉奠。ここは少し時間がかかるわけだが、雅楽隊からは「琴」の演奏。これも初めてである。
アリだな・・と思った。
僕は気づかなかったが、奉納したお米は、祭壇の向かって左側に置いていただいてあったそう。ありがたいことである。
拝殿内は寒かったが、外は快晴。神事は滞りなく終了した。
「いろいろ勉強になりました。ありがとうございます。」
神事後の宮司さんとの談笑で、僕は御礼を申し上げる。来年僕は、山の氏神様の宮総代で、行事を仕切ることになる。その学びが随所にあった。
今回の新嘗祭で僕は、自分が何を受け取るかにアンテナを立てていた。「これだろうか?」と思ったのは、以下の2点。
1 雅楽。村の雅楽隊を復活させる。少なくとも自分は、我が家に伝わる楽器を演奏できるようにする。この部分での学習や交流も。
2 スピ的な進展。今まで僕は「わからない(見えない、聞こえない等)」のスタンスだったが、それを改めて、「わかる」スタンスに立ってみる。
当たりかハズレかはわからないが、そんな感じがした。
その後僕は、談笑で出て来た別の神社に向かった。
そこで得たものとは・・