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今日の参拝41 ~白砂の境内~
眞名井神社に行くよう助言を受けたその日、会話の流れで
の存在を知った。
以前僕の施術中に現れた女性神と周囲の光景が、そういえばこの神社に似ているかも知れない、ということだった。
雰囲気・・ということかと思う。
・・そういうわけで、眞名井神社からクルマで30分ほどのこちらにもお参りさせていただくこととしたのである。
ご祭神は、
豊受大神
五穀豊穣、田畑の神である。食べ物の神でもありますね。
女性神か、男性神か。説は分かれるようだけれど、いずれにしても、厳しい氣を放つ神と思う。
この神が、僕の進む道を導いて下さるのか・・今はわからない。
ここは、初めてである。
駐車場にちょうど宮司さんがおられたので、ご挨拶をして、境内に足を踏み入れる。
一面の白砂。そして「盛砂」と「砂紋」。
葉っぱ一枚落ちていない。
恐ろしく清浄な空間である。
恐る恐る(笑)白砂を踏んで、拝殿に向かう。
二の鳥居の直前に狛犬が鎮座。さすが式内社、狛犬にも威風が漂っている。
ご挨拶をして、階段を上ると、社殿が現れる。
風で三宝と榊が床に落ちていたので、それを直し、お参りをさせていただいた。
大神にご挨拶し、祝詞を捧げる。
辺りはどこまでも静かであった。
拝殿の周囲には、稲荷堂と五角形の「地神塚」。後で知ったのだが、その中には、僕が崇敬する「埴安姫」の御名もある。
敷地上空の空はスカっ!と抜けて・・
きっとこの地は、とても神聖な場所なんだろうと思った。
宮司さんのお宅をピンポンしておふだをいただき、少しお話して失礼した。
長い髭にまげを結った宮司さんのお姿は、まるで仙人のようだった。
今になって思えば、自分が立ち去る際、自分の足跡を消しておくべきだったかな・・・
帰り道、大神がお仕事をされたという「月の輪田」と「清水戸」に立ち寄る。・・というか、目の前に現れた感じ。
実はこの日は雨で、眞名井さんもこちらも、参拝の時だけは雨を止めていただいた感があった。神々と龍神様に感謝。
そして、道中、ずーっと虹が出ていた。
こうして僕のお参りは終わった。
後日、僕は師匠に、参拝したことを報告した。
すると師匠は、
比沼麻奈為の景色を思い浮かべて、心に重ねて
清浄化してください。
と再び助言をくれた。
なるほど・・・と得心した。
これは心に沁みましたね。
見えない心と、見える景色を重ね、自分をコントロールする。
そういうやり方を一つ学んだ気がする。
<追記>
白砂・・京都・・清水・・