今日の参拝120 〜スサナルのスサノオ〜
「こんな神社があるんだけど・・」
と、スピ友が教えてくれた神社
素盞嗚神社
地元の村社である。
なんでも、仕事がらみでその存在を知ることとなったそうで、気になったんだとか。
で、雨の水曜、モーニングをいただいてから僕は向かった。車で1時間弱の道のりである。
“スサノオ”には沢山の表記があるが、今回僕が気になったのが、
スサナル
という表記であったことだ。
僕は「スサナル」の意味を知らない。けど気になる。調べてみてもハッキリしない。
ただ、「スサ」は、吹き荒ぶ、とか、荒れすさぶ、の「スサ」を意味するようではある。
もっと何かあるような気はするけれど。
そんなことを考えているうちに、到着。
これがそうか・・
一番難しい字を書くスサノオだったね。
厚く敷かれた玉砂利を踏み締めて、鳥居をくぐる。こじんまりとした境内だ。
すぐに目に付くのが、美しい杉の木。何とも言えない気品がある。
眷属に挨拶し、拝殿に進む。
柏手を打って、ご挨拶をする。
初めまして。この度はご縁をいただき、ありがとうございます。
例によって願掛けはしない。ただご挨拶に伺ったというスタンスを崩さない。
だがこれは拝殿だ。神殿はどこに?
どうやら、山道を少し登った上にそれらしきものが見えたが、そこへ続く山道が封鎖されていて行くことができない。
神殿の他にも「磐座」らしきものが見える。
何だろうか。
これ以上は進めない。
僕は山道で立ち止まり、略式の祝詞を奏上する。
気づかなかったが、足元に可愛いタケノコが生えていた。
少し散策しよう。
境内社がある。
ご由緒も御祭神もわからないが、何かのエネルギーを感じる。
どなたか?
失礼して中を覗き込んでみると・・
小さな狛犬様達。
特に左の狛犬(獅子かも知れない)から、何かが伝わってくる。
あいにく御神酒も何も持参していない。今度日を改めて、この小さな方々にお参りしよう。
短い滞在時間であったが、スサノオらしい沈黙の「気」が漂っていた。
世のため人のため、そしてこの地球(ほし)のために働かせしめ給へ。
僕の願いは、是にある。
この荒れすさぶ世の中に。