粗放的有機農業⑤ ~発芽~
5月18日
気温の「底」が、未だに10℃くらいで寒いんだけど、作物は頑張ってくれている。
今日から「上」が上がってくるみたいだから、生育が促進されるといいなと思っている。
そんな中、ようやく発芽が始まったようだ。
※ 初確認は15日
下の写真は、今の畑の様子。
フツーの農家さんが見たら、目を覆うだろう。(笑)
だが、この畑、僕にはこう見える。
開墾されて「裸地(らち)」になった環境を、
植物が必死に覆おうとしている。
と。
ちなみに開墾は、専門的には(生態系の)「攪乱(かくらん)」に該当します。
自然界であれば、種は弾けて地面に落ちる。
雨で流れたり、深く埋まったり、アリに運ばれたりして、残ったものが適切な時期に芽吹くだろう。
沢山の種類の植物たちに、
この子もお願いね。
と、仲間入りをさせてもらう。
粗放的有機農業の種まきは、そんな感じである。