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ふりかえって哲学1.11 ータパスは苦行?ー

Vairagya Satakam 執着に関する100の話 Verse7より

Tapas(タパス) Verse7より
偉大なヨギーと同じようにTapasをしているのに、
ヨギーは浄化され・・・
私は、Tapasに燃やされた・・・

Vairagya Satakam

同じTapasをしてるのに、浄化が進む、逆に燃え尽きる・・
その違いはなんなんだろう?

Tapasのサンスクリットの語源は、Tap アローチャネ。
’燃やす’という意味からきている
日本語訳を見ると苦行、修行などに言い換えられることが多い。
間違いではない。
私がGurujiから学んだのは、
あるアクションを期待することなく、コミットし、ひたすら続けることによって、
体、精神、心を浄化すること。それがTapas。

苦行と聞くと、とてつもなく大変なことを、
精神おかしくなるほど追い込む!みたいに感じるけど、
そうではなく、やるぞ!と決めたことを、コミットして、
練習できることに感謝して、今できる目の前のことを、
たんたん たんたんと、行なっていく。
それを通じて、体や心や精神を浄化させていく。
それがTapas。

気分いい日も、悪い日も、筋肉痛だろーが、
更年期障害が襲ってこよーが、仕事でうまくいかない時も、
色々人生あるけども、コミットしたことを、Just Do it!!
どんな環境にも右往左往、上往下往されず、Just Do it!!

思いつきで追い込んでも、
いっときの気分で頑張っても、
それじゃ、自分を痛めつけるだけ、
見た目は、Tapasかもしれないけど、浄化はされない。
不純なところを燃やすつもりが、燃やす前に燃え尽きる。

Gurujiはいつも言う。
Gurukulaでの整った場所での練習は、できて当たり前。
通常の生活に戻ってからがスタートライン。
継続できるかどうか、Tapasになるかどうかは、自分次第!

Yoga第1優先の環境にいたら、練習しやすい。
私、タパスってんな!って妄想が暴走。

日本に戻って、仕事をし、日常のあれこれをし、
インドから帰る時に湧き上がるやる気!がすり減ってからが勝負!
インドと同じようには練習は無理だけども、
できることをコミットして、継続していく。

Gurujiのもとでの練習や経験が、
輝き出すかどうかは、自分次第。

Tapasってやっぱ大変。
不純な部分を燃やして浄化するんだから、そりゃ大変。
ずーっと継続するって、至難の業。
でも、日々継続していくと、内側が満たされてくるし、
苦行のようで、爽やか苦行。

Yogaの練習にショートカットはない。
できることを毎日、期待することなく繰り返す。
何やってんだろーってなる日も死ぬほどあるけど、
浄化するって、思ってる10000000倍大変だろうから、
そんなもんさーって思って、愚直にJust Do it!!!!

せっかく練習するならTapasがいい。

2024年1月11日 哲学クラス振り返り。




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