見出し画像

ぬいぐるみのゆくえ。

子供のころ、クマのぬいぐるみを電車に置き忘れたことがある。

小さかった私は出かけ先でぬいぐるみを買ってもらい大満足していたが、なんとその買ったばかりのぬいぐるみを電車に置き忘れてしまった。私は大号泣で収拾がつかなくなってしまったので、代わりのものを買ってもらった。今でも、なぜか電車の中に何か置き忘れるのがとても怖くて、それ以来、電車に乗って特に座った時は、座席を振り返ってから下車するようになってしまった。

子供のころのトラウマというのは、意外と引きずるもので、忘れ物に対する恐怖心がある。会社に行くときですら、忘れ物チェック表を用意し、逐一確認してから出るようにしている。だからなのか、私は忘れ物をすることがとても少ない。

まめなほうなので、やることなども忘れないように、リスト化しておくことが多い。会社でやれと言われたこともtodoリストに書き起こしているので、あまり忘れてしまったということがない。あれもこれも、と言われたら忘れてしまうこともあろうが。

とはいえ、やることが明確にわかっていても、やる気が起きない日というのがある。今日がまさにそんな日だった。模様替えをしようとして、カラーボックスからものを出したものの、新しい収納を注文してないし、作り置きでもしようと思いつつ、やってない。積読の本も読めてないし、調べ物も全く進んでいない。どれも、好きでやろうとしたことなのに、全然やる気が出ない。いつも家での時間がないからやろうと思っているのに、結局時間があってもやらないものだな、と思っている。noteもこんな時間になってしまった。

何もしない一日だったので、過去の思い出を振り返ってみたが、着地点がなくなってしまった。何か、ここまで読んでくれた人に得るものがあったほうがいいのだろうなと思いつつ、自分の中から思いつかないので、本棚に眠っていた、受験の時に買った本「東大生だけが知っているやる気スイッチの魔法」という本にでていたノウハウ「カフェでカッコつける」を紹介してみる。

カフェで勉強している姿はよく見かける。私もこの本を読んでからカフェ勉強の仲間入りを果たした。昔は、なぜこんな人のいるところで、と思っていたが、このノウハウの方曰く、「人に見られているほうが集中する」ということだ。確かにやってみると、ちょっとおしゃれな自分になれたような気がする。お金を払っているのだから、元を取りたいというのもあるし、待ち合わせの前などに使うと締め切りが決まっているので、集中できる。

今は、外出できないのでカフェには行けないが、インスタグラムでほかの人の日常を見てやる気を出したり、youtubeで料理をしている人の動画を見て頑張ろうと思ったりする。人の目を疑似的に作り出している。

外に出れずなかなか刺激もないが、SNSなど活用して自分の生活に対するやる気を上手に保ちたい。自粛モードに知らず知らずストレスをためているのだろうが、うまく気を抜いていきたいな。


よろしければサポートお願いします。フリーランスになるための資金に使用させていただきます...!