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お:「面白い」の作り方。

文章を書く講座を受けていたのだが、
その中で企画をいくつか提出する機会が設けられた。
その時に思ったことがある。それは、

「面白い」を作り出すのはとても難しい

ということである。
読む側に立つと簡単で、「面白い」「面白くない」の判断はしていて、
自分にとって「新しい」情報だったり、
「考えたことのない視点の」情報だったりすると、
「面白い」と感じていることが多い。

しかしそれを踏まえて、いざ文章を書こうとすると、
何ともありきたりな文章になってしまう。

「新しい」「視点の異なる」情報といっても、
なかなかそういうテーマをパッと思いつかない。
なんとなく手が空を切っているかのように、
アイデアが逃げていくというか、
そもそも思いついてないのかもしれない。

そういう考えを経て思ったのが、
アイデアを思いつくには経験値が必要、ということと、
おもしろい記事を見たときに「どうして面白いと感じたのか?」を
ふわっとさせずにちゃんと言語化してみる
、ということだ。

経験値が必要なのは、
そもそもの生きてる年数が短いと(いい訳かもしれないけれど)
ある状況に対して視野が狭く「面白い」を見つけることができない。
これを逆手にとって「斬新な」アイデアを生み出すに越したことはないが、それはセンスが必要そうで、私にはない。

「おもしろい」記事を分析するのは、
自分の記事を客観的に批評できるような能力を培うためだ。
記事を読んでなんとなく通り過ぎてしまうと、100%の経験にならない。
何に対してもそうだが、何か得ようと思っていたほうが、
今後のためになるだろう、と思うからだ。

私が「新しい」情報に敏感に察知できる能力がないタイプで、
世間から乗り遅れたり、自分のスキにこだわるので、
「新しい」を人より早くさがすのはあまりむいていないだろう。
しかし、こだわりゆえに自分なりの視点や気づきを得るのは得意なので、
分析によって企画を作成する能力を広げようと思っている。

キャッチーな情報に疎い代わりに
既存の情報を組み合わせて一見関心のなさそうなテーマでも
おもしろいと思ってもらえるような仕掛けを作る練習を
ここでもできたらないいな、と考えている。

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