しっぽの振り方。

変なタイトルになってしまったが、しっぽの振り方＝人への甘え方について書いてみたい。

人に甘えるのがあまり得意ではない。自分でやったほうが早いと思うし、誰かに何かを頼もうとすると、「今忙しくないかな」「この間ちょっと怒られたから、この人には頼まないほうがいいかな」などど思考が巡って、躊躇してしまう。でも頼まないと進まないし・・・と思って、えいっとお願いしてみると、返事が返ってこなかったり、「ほかの人に聞いて」、と冷たく言われると、もう一生聞くものか、といら立ってしまう。本来、聞いている側も、自分のことなんてさほど気にしていないのだが、割り切れない。あまり気にせず素直に、「これやっていただけますか」といえる人が大変うらやましい。

人に甘えられない性格、というのは厄介なもので、甘え下手の直し方も人に聞けないので下手したら永遠に治らない。人に頼る、というのはなんと難しいことだろうか・・・。人を頼りにできるかどうかは、特に社会人以降において、とても重要である。自分一人でできる仕事なんて限られているし、ほとんどの仕事の場合、チームワークが求められるからだ。人に甘えたり頼んだりするのが上手な人は、特段自分が迷惑になるかも、などと考えていないのだろう。そんな方がうらやましいし、時々、許せなく思ったりもする。

世の中が大変な時にこそ、人に頼ったり助けたりすることが必要だろうなと思う。自分が助けることにばかり気が向いて、「助けられる」に目が向かないので、自分を休めることに積極的になれるようにしたい。今頑張っている人たち、くれぐれも自分のことも大切にしてほしい。状況が変わって、いやだなと感じることも多くあると思うが、みんなで乗り越えられればいいなと思っている。