ふ：負の感情と呪術廻戦。

こんばんは、yukiです。

たまに来る漫画ブームの真っただ中で、
引き続き呪術廻戦の話を書きます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

呪いを呪いで払う。

呪術廻戦では、
呪術師が呪霊を払う
という話で、
呪術師が使う呪術は呪いからきているもの、
つまり呪いを呪いで払う、
という話である。

最初聴いたときはどういうこと？と思ったが、
負の感情から呪いが生まれ、
それを呪術師が払っているらしい。

その呪霊を発生させない方法として、
①呪いに対抗できない人たちを消す
②呪いが発生しないように、
　負の感情をコントロールさせる。
の2つの策が作中でも語られていた。

①は極端すぎるから、
②で呪いをなくすことができれば、
というところなのだろうけど、
まだ作中ではこれについて、
これから呪術師たちがどう動いていくのかは、
描かれていない。

作者がどのような世界をこれから描いていくのか、
楽しみな部分でもある。

ここからは私の見解になるけれど
この世の中に置き換えても、

負の感情をどうコントロールするか？

は大切な問いだと思う。

SNSなどもそうだが、
人が人を傷つけることが多くあり、
負の感情に対抗しないといけない場面が
現代は多くなっているのではないか…

作中の呪術師みたいな形で
やり方があって呪力をコントロール、
みたいにはいかないけれども
人を呪う力は、人に伝播するし
間接的に攻撃しているようなものだ。

これをコントロールできれば、
今現代人が悩んでいるようなことは、
結構解消されると思う。

この作品のように
呪いを呪いで払う
＝負の感情を負の感情で払う、
というのは、
カウンターみたいになってしまって
現実にはそぐわないかもしれないけど
感情をコントロールするという解決方法は、
今の時代に必要なものだ。

何かを呪ってなくても
心配事とか、不安とか、余裕のなさとか、
ネガティブになるような感情は
日々にあふれている。

楽しいことがあって相殺できればいいけど
そうもいかず、嫌なことの原因に対処することができないと
引きづってしまうだろう。

ネガティブのコントロールは、
原因を理解し対処するしかない、が
私の考えで、
嫌なことがあっても
嫌な原因を理解し、対処か回避ができれば、
基本何とかなると思っている。

ネガティブを根絶はできないけど
心に住まわせて前向きに生きていくことは可能だろう。

今後呪術廻戦がどのように展開して、
呪いと向き合っていくのか、分からないが、
自分のネガティブと置き換えて
どう負の感情と付き合っていくか、
思考を深めてみたいな、と思っている。