あ：当たり前の正体。

～するのは当たり前、
～できるのは当たり前、
といわれることがあるが、
当たり前のことなんてどこにもない。

アインシュタインが
常識とは、10台のうちに集めた偏見のコレクション、
というようなことを言っていたが、
本当にそうで、
自分が学生のころに信じていた事は、
社会人になって覆されたことが多い。

そんなこと起こるわけがない、
と思っている奇跡も起こったりするし、
こうなるに決まっているよな、
と思っていても見当違いの結果が訪れる。

他人との比較で当たり前をなくしていく代わりに、
自分らしさを得ていく。

他人との比較は誰でもやってしまうものだが、
その中で当たり前をなくす作業は、
できなかったりする。

自分が何も持っていないと思って、
「自分には何もできないのだ」と
なぜか落ち込む。

「自分にしかできない事」
というほど大層なことができなくても、
「人よりちょっとうまい」が
ない人はいないと思う。
それを言語化して、他人に伝える事ができずに、
気が付かない、というのは多くあると思うけど…

当たり前のことは何もないのだけど、
自分にとっての当たり前にできることで、
周りの人に自分の力を使って、
恩返しできると
もっと自分の人生が豊かになるのかもしれない。

当たり前とは自分だけのもの。