と：努力が縁を引き寄せる。

よく「頑張っていれば誰かが見ていてくれる」と
言われているけど、それをあまり信じていなかった。

会社は縦社会である程度コミュニティがあるし、
コミュニティの中の上位にいる人たちに評価されなければ、
たとえ、他の部署の人たちの評価されていたって意味がないから、
誰かが行動を起こして見知らぬ自分を救ってくれるなんて、
甘えているのではないか、と思っていた。

考え直してみると
もしかしたらそれは、
狭い範囲でしかこの言葉を、
とらえられてないのかもしれない。

きっとこの言葉の意味は、
今報われなくても頑張っていることを見ていてくれる人が
どこか別のタイミングで自分を救ってくれる。
ということなのかな、と思う。

世の中にはご縁というものがあって
今交わっていなくてもどこかのタイミングで
歯車が回ってかみ合って努力が報われる、
ということが起こりえる。

残念ながら、そんな奇跡のような体験は
まだしたことがないが、
巡り巡って大きな縁のようなものが動く瞬間は、
もしかしたらあるのかもしれないな、
と最近思う。

社会人になってまだ３年ほどしかたっていないけど、
自分の環境がくるくると変わって、
知っている人が退職したり、新しい人が入ってきたり
自分も環境を変えたりと
常に身の回りに変化が起こっている。

各々が自分のスキな働き方や生き方を実践するために
動いているのだと思うし、
合わなかったパズルのピースを合わせるように
自分の骨格が見えてきて、
自分と相性のいいもの、悪いものが見えてくるから、
良いものとの縁が結ばれていくのだろう。

自分らしさがちゃんと出ているときに、
そしてそれが自分で認められているときに、
大きなご縁が重なって人生が動く。

それが本当だか確かめるすべはないけど、
自分らしさに向かって努力することが
居心地のいい場所につながっていくとしたら、
もっと私らしく人生を歩むことに前向きでありたいな、と思う。

まだまだ自分らしさを体現するには
やることがたくさんありそうだけど
自分が好きになれる自分を構成していければ
楽しい人生が待っている気がする。