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都市のファッションとしての「地域」とリアルな「地域」

ファッショナブルな地域

最近都市部で地域をテーマにしたものが多くなってきたと感じます。

POTLICK YAESU
https://www.potluck-yaesu.com/

d47 MUSEUM
https://www.hikarie8.com/d47museum/

さらに地域の副業を募集して、都市の人が担うことも増えてきました。
ファッションとしての地域は、自然や美味しい食べ物など都市でないものがあって、魅力的なものなのだと思います。

リアルな地域


私は実際に地域と共に仕事をさせていただいていますが、リアルな地域では少しイメージが違うなと感じています。

まず人口密度が違うので、マーケティングの方法が違います。地域の特産品の品評会に参加させていただくことがありますが、ターゲットが「20代〜60代男女」と書いてあることが多々あります。
都市ではターゲットがそこまで広いと刺さらないし、マーケティングを知っている人ならばペルソナを作るものだと思っている方だと、「20代〜60代男女」はターゲットではないと思うと思います。

ただ、実際には地域では人口密度が高くないので、"みんな"をターゲットにする、いわゆるエリアマーケティングにせざるを得ない場合があります。

もちろん尖ったブランディングも可能ですが、その場合には、本当に尖る必要上がる。例えば都市や他県からわざわざ訪れるような価値を持たせるくらいでないと、ターゲットを絞ったマーケティングは難しいように感じます。

ファッショナブルとリアルとの共存

例えばメディアで取り上げられるおしゃれなターゲットを絞った地域のカフェは、週末には他県からの人で混み合うかもしれませんが、地域住民の方には値段が高く、デイリーで行くような場所ではないかもしれません。

ただ、地域でやっている理由は、もしかすると地域貢献も視野にあるのではと思っており、本当に他県の人に好まれる場所で良いのかは疑問です。

ファッショナブルな地域と、リアルな地域の共存は今後課題だと思っており、すごく難しいかと思いますが、欲張りに両方を視野に事業活動ができないかと模索しつつ、ご支援をさせていただいております。


アンテナショップ運営代行、アンテナショップマーケティング支援、6次産業化プランナー、地域商品創出支援などをお受けしています。
株式会社KIBO
https://kibo.co.jp/



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