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同じ空間にいることが、想いが通じ合うってことでもない

私と相方は同じ家には住んでおらず、別々の暮らしをしているが、それがたまらなく寂しくなる時もあるし、それで良かったと思える日もある。

同じ家にいるからといってそれが親密であるという事でもないというのは、長い婚姻生活の中で実感している。悲しいかな隣の布団で寝ていても、全く通じあってないなと思うことも多々あった。

言葉を交わして気になったところを解消して分かり合うのであって、同じ空間に詰め込まれてそれらしい会話をしていたらどうにかなるものでもない。そういう意味では家族は私に理解されてると感じているが、私は家族に理解されていると感じることはほぼない。

言葉も交わせないくらい疲弊している時はそばにいて寄り添えたらと思うけど、それさえも相手にはうざったいんだろうなと最近は思う。

自分が未来にひとり暮らしをしているのか、相方と暮らしているのか全然わからないけれど、その時の私にどうしたいのか託そうと思ってるいる。

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