ブリジット・ジョーンズとの再会
あなたは2001年公開の映画
「ブリジット・ジョーンズの日記」
を覚えていますか?
原作も映画も大ヒットしましたよね。
この作品の元となった
ジェーン・オースティンの代表作
「高慢と偏見」の
1995年のテレビシリーズは
英国でももちろん人気が高く、
わたしは1997年の渡英時に
再放送を見ていました。
その時ダーシー卿を演じた
コリン・ファースは
熱狂的なファンを生み出し、
1997年の渡英時にはまだ
「ダーシマニア」と呼ばれる、
ファンたちがいました。
「ブリジット・ジョーンズの日記」
のマーク・ダーシー役も
この時のダーシー卿のイメージで
コリン・ファースが演じていて、
(監督も
「この役は彼以外考えられなかった」
と話していました)
第一作を見たとき
そのこともとても嬉しかったものです。
さて、この映画は
続編だけではなく、
3作目の映画も作られていたのですが
最近になってようやく3作目を見ました。
1作目、2作目も
それぞれ好きですが、
わたしは2016年に作られた
この3作目が一番好きかもしれません。
登場人物たちも
1作目から10年以上の年が経って
それぞれに年を重ねています。
そして、ロンドンの街並みも
変わっています。
わたしにとって
ロンドンで印象的な高層建築物?といえば
セント・ポール大聖堂だったのですが、
映画の中のロンドンでは
高層建築物や
いかにも最新のビル、
といった建物が増えていて
街中を走る自転車も増えています。
(ブリジットも危なっかしく
自転車に乗っているシーンがあります)
シリーズの主要人物たちも年を重ねて
出世したり、
子供が生まれたり、
新たな局面を迎える人がいたり。
自分の人生を振り返って
しみじみ考えることもありました。
そして、それぞれに
素敵に年を重ねた
主要人物たちに再会できたのも
嬉しかったのですが、
脚本にも参加している
エマ・トンプソン演じる産婦人科医の
かっこいいこと!
あんな風に
年を重ねられたら素敵だろうなあ。
そして、映画を見ていて、つくづく
「ああ、今のロンドンを見に行きたいな」
とも思いました。
それにしても、ブリジットが
パーティーで子供達と一緒に
「江南スタイル」を踊っているのを見て
「わたしがボランティアしていた頃は
子供達はマカレナ踊っていたなあ」
と思い出しました。
「時代は変わったんだな」
としみじみ。
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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