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まさかの熱中症に。

残暑厳しい今日この頃ですが、先日、就寝中に熱中症になってしまいました。

「自宅でも熱中症になる」
「眠っているうちに熱中症になる」
とはよく聞きますが、まさか自分がその状況になるとは。

先週の土曜日の夜、窓を開けて寝ていたのですが、深夜に目が覚めた時に風が強くて寒く感じ、窓を閉めて眠りました。

半ば寝ぼけていたので、
「窓を閉めるからエアコンをつけよう」
などとは考えなかったのです。

また、喉が渇いていたのに、水を取りに行くのも億劫でそのまま眠ってしまいました。

そして日曜の朝に目が覚めた時は部屋の中が暑く、頭痛で頭が重く、起き上がるのもだるいような倦怠感が。

軽く朝食を食べて見たものの、起きているのが辛くて、そのまま横になりました。

普段多少具合が悪い時は横になっていれば少し症状が治まったりするのですが、この日は横になっても状態は良くならず、なんとも言えない気持ちの悪さは増すばかり。

トイレに行くのも水を取りに行くのも辛くて、念のために布団のそばにいくつか小袋を置いて落ち着かないままで横になっていました。

そのうちに吐き気がひどくなり、嘔吐してしまいました。
(小袋が役に立ってくれました。)

これはまずい。

横になったまま、スマホで
「熱中症 吐き気 頭痛」
などといれて検索すると、どうやらわたしの症状は熱中症の中等症らしい。

できるだけ早くに病院に行った方が良さそうです。

でも、日曜日に空いている病院が近所にあるだろうか?

横になったままで救急病院を調べると、幸いなことに比較的近所に受診できる病院がありました。

病院に電話して症状を伝えると、見てもらえるとのこと。

安心しましたが、とにかく起き上がるのが辛い。

隣室の夫を呼びたくても、叫ぶこともできない状態だったので、携帯で夫に電話しました。

事情を話して病院に連れて行ってもらうことにしましたが、服を着替えるのも、立ち上がるのも一苦労。

本当は病院まで歩ける距離なのですが、この日はとても無理だったので、Uberでタクシーを呼びました。

1人なら1階に降りてタクシーに乗るのも、タクシーを降りてから病院の受付まで歩くのも辛かったと思うのですが、この日は日曜だったおかげで夫が付き添ってくれ、本当に助かりました。

内科に行くと、
「2時間かけて点滴を入れ、頭の検査もします。」
と言われましたが、頭痛や倦怠感などの症状を聞いて、横になった状態で点滴をしていただき、点滴をしたまま頭のCTも撮影してくださいました。

幸いなことに頭に異常はなく、点滴を打っているうちに少しずつ楽になって行ったのですが、2時間たって点滴が終わっても頭痛はまだあるというと
「薬を飲んで少し様子を見ましょう。それで大丈夫なら、帰れますよ。」

えっ、それで頭痛が良くならなかったら、一晩入院しなくちゃいけないの?

にわかに緊張しつつ、薬を飲んでしばらく休んでいると、幸いなことに頭痛も少し楽になり、めでたく帰宅できることになりました。

(でも、医療費はなかなか痛かった…)

帰宅後はできるだけ多めに水分をとり、早めに休みましたが、翌日になっても若干の倦怠感や頭痛はあり、処方された飲み薬がなくなるまでは真面目に服薬しました。

熱中症、中等症でこのような状態ですから、本当に甘く見てはいけませんね。

わたしはエアコンは少し苦手なのですが、このことがあってから、寝る時は必ず窓を開けるか朝までエアコンをつけておくようになりました。

まだしばらく暑い日が続きそうですので、「そんなに気にしなくても」などと甘く見ず、水分・塩分補給をし、エアコンも適度に使ってお過ごしくださいね。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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櫻木 由紀 Yuki Sakuragi
カフェで書き物をすることが多いので、いただいたサポートはありがたく美味しいお茶代や資料の書籍代に使わせていただきます。応援していただけると大変嬉しいです。