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懐かしい旅の形

まだ旅をしたことがなかったころは
「バックパッカーのような旅は
わたしには無理だ」
と思っていました。

でも、1997年の英国で
リバプールと
スコットランドに旅行した時

「あれ、バックパックこそ
背負ってないけど、
今、ほとんどバックパッカーと
似たようなことしてない?」

と気がついたのです。

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スマホで気軽に
宿の予約をしたり
できない時代だったので、
深夜バスで移動して
着いた先で宿を探し、
ユースホステルのドミトリーで
知らない女の子たちと同室で
二段ベッドで眠る。
 
共用のキッチンで
食事を作って旅をして、
 
「よし、残りの期間は
インヴァネスに行こう」
 
なんて、行き先を決めてまた移動したりする。
 
渡英前のわたしの旅は
日数も限られていたので
立ち寄りたい美術館から
食べたいものまで
かなりぎちぎちに決まっていることが
多かったのです。

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でも、英国滞在中は
時間に余裕があったこともあり
まだ治安が良い時代でもあり、
自分自身も若かったので
英国で気まままな旅が
できるようになっていたのです。 

その後帰国して
国内旅行をする時も
大阪ー東京を
夜行バスで移動したことも
ずいぶんありましたし、
カプセルホテルも利用しました。
 
今は国内であっても
密を避けたいので
深夜バスでの旅も
YMCAのドミトリーのように
多数の方と狭い空間で
一緒に過ごす旅もできませんが、
また気ままな旅ができる日が
待ち遠しいです。
 
あなたはもし今旅行できるなら、
どこに行きたいですか?
 
わたしはやっぱり札幌の実家に
帰省したいです。
 
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
 
*写真はリバプールで数泊したYWCAの部屋。

YWCAの部屋

こちらはシャワーとトイレは共同でしたが、
部屋は個室でした。
 
リバプール大学で研究するために
数ヶ月ここに滞在している
研究者も数名いました。
 
*電子書籍新刊
「1997~英国で1年暮らしてみれば~Vol.4」
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櫻木 由紀 Yuki Sakuragi
カフェで書き物をすることが多いので、いただいたサポートはありがたく美味しいお茶代や資料の書籍代に使わせていただきます。応援していただけると大変嬉しいです。