「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」とは?
あなたは二十四節気(にじゅうしせっき)に詳しいですか?
「そもそも二十四節気って?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
わたしもあまり詳しくはないのですが、
単なる季節を表す言葉ではなく、
「1年の太陽の黄道上の動きを
視黄経の15度ごとに24等分して決められている」
という、かなり化学的なものでもあります。
二十四節気(にじゅうしせっき)はもともと
太陰太陽暦(旧暦)で季節を表すために用いられていたもの。
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、
さらにそれぞれを6つに分けたもので、
「節(せつ)または節気(せっき)」と
「気(中(ちゅう)または中気(ちゅうき)とも呼ばれる)」
が交互にあります。
例えば、夏の場合も6つに分かれています。
(月は旧暦)
立夏 (りっか): 四月節
小満 (しょうまん):四月中
芒種 (ぼうしゅ):五月節
夏至 (げし):五月中
小暑 (しょうしょ):六月節
大暑 (たいしょ):六月中
こうしてみると「聞いたことがある」
という言葉も多いのではないでしょうか。
また、それぞれの節も気も
さらに5日ごとに分かれています(七十二候)。
今は「小暑」にあたり、本来なら
「だんだん暑さが増し、梅雨明けも近くなり、
湿っぽさの中にも夏の熱気が感じられるようになる」
時期なのですが、
今年はまだ雨が続いていますね。
そして、今日からの5日間は
小暑の中でも末候の「鷹乃学習」
(「たかすなわちわざをならう」または「たかすなわちがくしゅうす」)。
と呼ばれる候。
5〜6月ごろに孵化した幼い鷹が
「わざ=飛ぶこと」を覚え、
自分で獲物を取ることを覚え、
親鳥の元から巣立つ時期、
という意味なのだそうです。
実はこの言葉、わたしは初めて学びました。
でも、時期的にも、
春から新しい環境で学び始めたり
新しいお仕事を始めて、
連休の分を差し引いても
正味で3ヶ月あまり経った頃。
人も一段階成長して「独り立ち」する時期、
なのかもしれませんね。
こうした二十四節気の言葉を読んでいると
まだまだ自分が知らない
美しい言葉がたくさんあることに気づきます。
昔から日本人は
時には厳しい自然と共に生きて
自然を見つめて
「そろそろこのような季節だな」
と準備したりしながら過ごしてきたからこそ
生まれた言葉でもあるのでしょうね。
ただ、今年は思いもかけない豪雨の災害に
見舞われており、
「これ以上被害が広がりませんように。
被害に遭われた方ができるだけ早く
元の生活に戻れますように。」
と心からお祈りしております。
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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今のコロナ禍は、まだしばらく続きそうです。
このようなときだからこそ
明るいこと、心温まることに目を向けるのも
大切なこと。
それと同時に、
これから自分はどう生きていきたいか考えて
それを実現するための準備を始めることも
とても大切なことですね。
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今回は、「い」、
「いつまでたっても
待ち合わせの相手がこなくてよかった」。
・・・この「こども編」、
「おじさん編」よりはマイルドとはいえ、
こどもの世界ではなかなか大変なことが^^;
どんな理由でも良いので、
「よかった」理由を考えて見てくださいね。
わたしの解答例は
「自分は絶対に人を待たせたり
しないようにしよう、と決心できてよかった」
やはり、自分がされて嫌だったこと、
辛かったことは、人にもしたくないですものね。
あなたはどんな「よかった」理由を考えますか?
ぜひ、聞かせてくださいね。
(パンダがたくさんの写真は、
先日上野に行った時に駅構内で撮影したものです。
さすが上野ですね)