日本の母子手帳の素晴らしさ
わたしは南米・グアテマラの先生に
スカイプで
スペイン語会話のレッスンを
していただいています。
最初は色々な先生に
お願いしていましたが、
やはり相性というものもあり
(かなり厳格なキリスト教徒の方とか、
決してお顔を出さない方とか)
今はこの先生だけにお願いしています。
先生が二年くらい前に日本にいらしたときに
ご本人に会うこともできたので、
やはり親しみの度合いも強いです(^^)
先生とお話をしていた時、
母子手帳のお話をしていたら、
グアテマラにはないもよう。
わたしが先日母からもらったわたしの
母子手帳には、封をしたへその緒が
入っています。
(おそらく、みなさんそうだと思うのですが)
グアテマラの先生に
「これにはへその緒が入っているんです」
というと、
「写真でしょ?」
と聞かれました。
「いえ、本物ですよ。
乾燥してますけど。」
というと、ものすごく驚かれました。
考えてみると、
生まれた時のへその緒を乾かしたものを保存しておくなんて、
世界的に見てもかなり特殊なことかも。。。
そもそも、母子手帳って、日本だけなのかな?
思い立って調べてみると、
母子手帳、やはり日本発祥なのだとか。
わたしは出産をしたことはありませんが、
母子手帳、やっぱりすごいと思いません?
妊娠中と出産時のお母さんと赤ちゃんの状態、
赤ちゃんが生まれてからの成長や発達の様子、
予防接種などを継続して記録できるし、
家族も、もし病院などにかかる時も、
生まれる前からのデータを
全て把握できるんですから。
また、わたしの母が言っていたのですが
「(わたしは3人兄妹ですが)
上の二人の時は自分も働いていたし
余裕がなかったから
自分で何か書いたりすることはなかったけど、
3人目になると自分に余裕があったから、
色々メモしてある」
とのこと。
なるほど、お母さんの悩みや
心理状態も
(本人が書き残していれば)
たどることができるんですね。
母子手帳は
お母さんや赤ちゃんが
健康に幸せに生きるための
大切なツールになっているんですね。
日本のJICAは、
「世界の母子の命と健康を守るため、
開発途上国における母子手帳の導入・普及を
支援」
をしているそうです。
そう聞くと、日本発祥であることが
誇らしいですね。
それにしても、知人が
「最近子供の出産に立ち会って、
フレッシュなへその緒を見たら、
新鮮だった」
と言っていました。
確かに。。。
普通、へその緒といえば
「乾きもの」
ですものね。
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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次のVol.5の原稿の電子データ化を待ちつつ
やはり英国関係の映画のDVDを見たり
しています。
またロケ地に行きたくなります。。。