「戸が笑う」店や会社が生き残る
先日、大家さんとお話していた時、
わたしもお世話になった
不動産屋さんのお話をしてくださいました。
わたしが今の部屋に住めるようになったのは
吉祥寺の不動産屋さんと
この大家さんのおかげなのですが、
やはりコロナ禍では、不動産屋さんも大変なところも
多かったと聞きます。
でも、
わたしがお世話になった不動産屋さんは
あまりお客様が減らなかったそうです。
もちろん、「吉祥寺」という
人気エリア中心に物件を紹介している、
ということも大きいのでしょう。
でも、吉祥寺にも、不動産屋さんは
数えきれないほどあるのですから、
その中であまりコロナの影響も受けずに
営業を続けているって、
すごいことだと思うのです。
そして、あの不動産屋さんのお客さんが
コロナ禍でも減らなかったということ、
すごく納得できたんです。
うちの大家さんが絶対的に信頼している
その不動産屋さんの担当者Yさんに
わたしもお世話になったのですが、
物件を探す時、
まだ東京での仕事が決まっていなくて
他の業者さんでは
お部屋を見せていただくこともままならない中、
親身になってお部屋探しを助けてくださったのが
Yさんでした。
しかも、Yさんは
わたしが2年ぶりに契約更新のために
その不動産屋さんにいった時、
二年ぶり&マスク着用のわたしをみて
「櫻木さん」と声をかけてくれたのです。
人を思いやる心あってのお仕事でなければ
こんなことはできないでしょう。
大家さんのお話を聞いて思い出したのが
「戸が笑う」
という言葉でした。
数年前にもご紹介したことがあるのですが、
これは北川八郎さんの
「繁栄の法則 戸が笑う」
という本に出てくる言葉です。
「戸が笑う』という言葉は、こんな風に説明されています。
「その家に住む人や、その会社で働く人が、
お互いに仲が良く、また、
そのお店の雰囲気が
和気あいあいとしていると、
まるで、人の体のお腹の調子がいいように、
その建物の入口が笑い、
光を放ち、人を呼び寄せる、
福の現象を言っているのです。」
読んだ時、
「確かに!」
と思いました。
歩いていて、
なんとなく入って見たくなるようなお店と
どうも近寄りがたいというか、
どうも寂れた雰囲気が漂う、
入りにくいお店があるものです。
お店や建物が新しい・古いでもなければ
有名かどうか、とも違うのです。
やはりそこにいらっしゃる方達の
雰囲気や「気」のようなものが
たとえ扉を閉めていても、
外まで漂っていて、「戸が笑い」、
通りかかった人を
つい立ち寄りたい気分にさせるのでしょうね。
Yさんのいる不動産屋さんも、
吉祥寺物件中心を扱うお店だから、だけではなく
やっぱり「戸が笑う」店だから
つい足を踏み入れるお客さんが
多いのでは、と思うのです。
厳しい状況にあっても
そんな「戸が笑う」お店や会社が
生き残っていくのでしょうね。
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
*先月大家さんにお家賃を持参した時に
いただいたりんごジュースが美味しかったので
今月はお返しのお菓子を持参したら、
倍返し!!以上にたくさんいただきました✨
本当にありがたいです✨
不動産屋さんのYさん、
良い大家さんの良いお家を紹介してくださって、
本当にありがとうございます✨
*「人生よかったカルタ・こども編」
今回は、「る」、
「留守番をさせられて、よかった」。
どんな理由でも良いので、
(フィクションでもいいので、)
「よかった」理由を考えてみてくださいね。
わたしの解答例は
「静かな部屋で好きなことができたので、
よかった。」
今は防犯上の問題もあって
子供を長時間一人でお留守番させることも
ないのかもしれませんが
わたしが小学校に上がるまでは
共働き家庭だったので
お留守番は当たり前の日常でした。
後で考えると、子供の頃から
自分一人で絵本を読んだり絵を描いたりして
時間を過ごす方法を身につけられたことは
結構大事なことだったのではないかと思います。
あなたはどんな「よかった」理由を考えますか?
ぜひ聞かせてくださいね。