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「中今(なかいま)」を生きることの大切さ

今日は神田明神での
和田裕美さんのセミナー。  
 
セミナーは和田さんの著書
「人の心を動かす話し方」
「いざという時に結果を出す本番力」
を基にしたものだったのですが、 
今回このセミナーのおかげで
わたしは初めて神田明神に伺いました。  
  

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約1300年続くこの神社の御祭神は、 
・大己貴命さま(大黒様)
・少彦名命さま(恵比寿様)
・平将門様(神格化されています)。  

商売繁昌、医薬健康、開運招福、
縁結び、除災厄除など
たくさんのご利益があります。   

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せっかくなので
セミナー前にお参りさせていただきました。
 
会場は、
一昨年にオープンした文化交流館の
普段なら入れない「令和の間」。 
 
このお部屋の入り口には
「令和」
という書が掲げられているのですが、 
この書、実はスタジオジブリの
鈴木敏夫プロデューサーが書かれたもの。 

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昨年令和1年のGWにこの会館のホールで
「鈴木敏夫とジブリ展」
が開催された時に書かれたのだそうです。 

ですから、押されている印も
トトロなのだと
神職の方が教えてくださいました。 

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和田さんのお話は上記の2冊の本の内容に沿ったもの。  

「空気を読む人」・「読まない人」でいえば
日本人は圧倒的に読む人が多いのです。
 
空気を読む人は優しく
細かいところによく気がつく反面、
自分がよく気がつくために
それができない人、
自分ほど気を遣えない人に出くわすと
「なぜこの人は気がつかないのか」
「私ならこうするのに」 
と気になってしまいます。 
 
でも、実はその方は全く悪気はなかったり、
それこそ「空気を読まない」人で
本人は気にしておらず、
逆に同じことをされても気にしなかったりします。 
 
これはもう「話し方」以前の話で
「こういう人なんだ」
と思って、いつもと同じように笑顔で
声をかけていればいいのです。  

自分の期待通りに相手が反応しなくても、
そこでイライラしたり腹を立てたり
「きっと嫌われたんだ」
などとがっかりすることもありません。 
 
空気を読むことで相手に影響されて
自分の感情を乱すなんて、
つまらないですよね? 
 
だから、空気を読んで影響されるのではなく、
自分が持って行きたい方向(ゴール)を決めて、
そちらに空気を変えるのように
能動的な行動をするのです。 
 
その場を明るい雰囲気にしたいなら、
笑顔で明るい言葉をかければいい。 
 
建設的な方向に仕事を進めたいなら、
その方法を考えたり、
自分が提案してみればいい。 
 
相手の意見とは違う意見を持っているなら、
相手を褒め、
「自分もよくわかっていないかもしれませんが」
と自分を下げて、
自分の意見を提案してみればいい。 

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このような基本的なお話から始まり、
和田さんの本にも
「心が動いて行動したくなる和田式話法の秘密」
として紹介されている
テクニックのお話もありました。 
 
そのうちの一つが「希少性の法則」。 
「限定XX個だけ」「期間限定、今だけ」
など、「限定」と言われると
つい買いたくなったりしませんか? 
 
「『今日の1日は今しかない』
と思うと行動が変わります。 
 
希少性を意識すると、
焦って行動しようとするのは
人間の本能です。 
 
言ってあげないと、人は動かない。
 
それは、その人の損害となります。」 
 
これはセールスだけの話ではありません。 
 
人は先延ばしにしがちですが、
人生の時間は今しかないのですから。  
  

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和田さんのこのお話を受けて、
神田明神の清水宮司も
神道の「中今(なかいま)」という言葉を
紹介してくださいました。 
 
神道の「中今」は
「今、この時を大切に生きる」こと。 
 
この「中今」という言葉、
わたしにはとても響きました。 
 
過去にとらわれることなく、
将来をいたずらに不安がることなく、
今この時に集中して、今を大切に生きる。 
 
本当に今、大切なことですよね。  
 
以前、矢作直樹先生のご著書で教わって
感銘を受けた言葉でしたが、
コロナ禍の今のこの状況で
清水宮司か今日伺い、
「本当にそうだなあ」
と改めて感じたのです。 
   
 

そして、セミナー後、特別なお取り計らいで、
和田さんと受講者全員が
神田明神の拝殿で、ご祈祷をしていただいたのです。  

本当に、ありがたいことでした。  

参加者特典のお守りもいただき、
ありがたい気持ちで
もう一度お参りさせていただきました。  

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今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。 
 
*「人生よかったカルタ・こども編」   
 
今回は、「ひ」、
「病気になってよかった」。  
 
どんな理由でも良いので、
(フィクションでもいいので、) 
「よかった」理由を考えて見てくださいね。  

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わたしの解答例は
「病気になって、健康の大切さに気づき、
看病してくれる家族のありがたさに
感謝できたから、よかった。」 

あなたはどんな「よかった」理由を考えますか?
ぜひ、聞かせてくださいね。

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