「美味しかった」って言われると嬉しい。
月末になるといつも、すぐそこに住んでいる大家さんに直接お家賃のお支払いに行く。
嘘のようなホントの話で、わたしも散々引越しもしているけど、直接大家さんにお家賃をお支払いするのはここが初めて。
まさか東京で振込手数料も気にせず直接お支払いに伺うことになろうとは。
でも、大家さんとちょっと季節のお話などをしたり、吉祥寺のあれこれを教わったりするのも楽しい。
だから、わたしにとっては月末のお支払いは、ちょっと楽しみな行事だったりする。
先月伺った時、美味しいりんごをいただいたので、今日は和菓子屋の榮太郎の塩飴を持参した。
自分でも食べているけど、結構美味しいのだ。
今日、お支払いの時に飴を差し上げたら、わたしの好きなブルーベリーをくださった。
わたしはよく目を使うので、ブルーベリーはすごく嬉しい。
ヨーグルトに入れて食べると、ものすごく美味しい。
お礼を言うと、「あ、あのおせんべい、すごく美味しかった!」とわたしがお正月に帰省した時にお土産に差し上げた北菓楼のおかきを褒めてくださった。
わたしが作ったわけじゃないけど、北菓楼の「開拓おかき」は、本当に美味しい。
だから、大家さんに喜んでいただけて、わたしも嬉しかった。
「大家さんからいただいたおりんごも、美味しかったです!」
とわたしもお礼を言ってその場を後にした。
「美味しかったよ、ありがとう」
それだけの言葉だけど、すごく嬉しい。
「喜んでくださるといいなあ」と思ってその品物を選んだ気持ちが報われるというか、自分の思いが何倍にもなって戻ってきたようにも思う。
本当に、いいところにすませていただいて、よかった。
大家さん、いつもありがとうございます。
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