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あおぞら野菜市場と、船着場・ショドルガット【バングラデシュ旅行記3】

こんにちは!yukiです。

今回は、
バングラデシュ旅行記の3回目です。

「バングラデシュって、
 何がある国なの?」

と思われる方も
いらっしゃるかもしれません。

バングラデシュには、
誰もが聞いたことのあるような
有名な観光地はありません。

しかし観光地はなくとも、
現地の方の日常生活や温かさが、
とても魅力的に輝いていたのです。

今日も、
そんなバングラデシュの
様子をお届けしていきますね。

楽しんでいただけますように!


船着場・ショドルガット

船着場の光景


首都・ダッカには、
ショドルガットと呼ばれる
船着場があります。

この船着場の近辺は、
とても面白い場所だったのです!

船着場について目に入ってきたのは、
街の中と同じくカオスな様相。

細い道は、
人、リキシャー、車が
ごった返しになり、
クラクションが鳴り響いています。

(リキシャーは自転車で引く人力車のことです)

混雑するショドルガット

いかにもアジア、って感じの
エネルギーが渦巻いてます。

いやーすごい!

僕は人混みが苦手なんですが、
バングラでは感覚が麻痺してしまいました。

川の対岸に渡る人たちは、
木の葉みたいな船に乗って行きます。

ダッカの小舟

なんだか、
ちょっとしたアクシデントで
沈没しそうじゃないですか…?

荷物もあるし、
ちょっと乗る気にはなれませんでした。
対岸に行く用事もないし笑

あおぞら野菜市場

船で運ばれてきた野菜

バングラデシュは川が多い国で、
船は重要なインフラです。

船着場の周辺には、
郊外から運ばれてきた
野菜の市場が広がっていました。

響きわたる物売りの声、
野菜を運んで行き交う人々、
ちょっと生ぐさい空気…

わくわくしちゃいますね。

野菜市場


カボチャなど、
ウリ系の野菜はとにかく巨大でした。

日本のお店に並ぶ野菜と比べて、
荒々しい野生のパワーを感じます。

巨大カボチャ

歩いていると、
しょっちゅう物売りの方に呼び止められて、
いろいろ質問されます。

(質問内容については第1回をご覧ください!)

そして質問のあと、
バングラでは定番の、

「俺を撮れ」

という展開になります。

玉ねぎ売りのおじさん

・・・それを見たお隣の店の方も、

「俺も撮ってくれ」

露天はずらーっと並んでいるので、
それが連鎖していきます

キャベツ市場のおじさん

楽しいからいいんですが、
ぜんぜん先に進めない笑

メモリーカードは
キメ顔おじさんのオンパレードです。

3人のおじさん

ときどき、

「座って、チャ飲んでいきなよ!」

って誘ってくれる方もいて、
市場にいる間だけで3回くらい
チャをご馳走になりました。

(チャは、バングラの紅茶のことです)

いただいたチャ


気になったのは、
あちこちで売られている緑の葉っぱ

手のひらよりちょっと大きなサイズで、
ずらっと並べられています。

葉っぱを売る男性

気になって聞いてみました。

「これ、食べるんですか?」

「そう、噛むんだよ。」

「美味しいんですか?」

「美味しくないよ!
 でもハイになるんだ。」

「へ、へえ…。
 こういうのもあれですけど、
 ドラッグですか?」

「ドラッグみたいなものだけど、
 ちょっと違うよ。」

これは“パン”という葉っぱと
言ってました。

気になってあとで調べたら、
これにタバコなどを巻いて噛むみたいです。
興奮剤のような効果があるそう。


市場で働く男性たちはたくましく、
とてもカッコよかったです。

袋を運ぶ男性


日暮れのショドルガット

夜の船着場


日が暮れても、
船は岸を行き来し、
人を運んでいきます。

連綿と続いてきた営み。

船の物売り

ぼんやりと考えました。

「10年後にまた来たら、
 この国はどうなっているのかな?」

これだけエネルギーに溢れた国なら、
急激に変化しているかもしれませんね。

夜の川を渡る船

【おまけ】線路沿いで暮らす人たち


ここからは、
おまけのエピソードです。

ダッカの街中を歩いているとき、
線路沿いに家が建ち並んでいるのが
目に入ってきました。

線路沿いの家

しばらく見入っていると、

「ニーハオ!」

ヒゲのおじさんに
声をかけられました。

膝には、
かわいい小さなお子さんが。

「日本から来たんですよ。
 コンニチハ!」

「おー、日本人か、
 コンニチハだったか!
 ところで、カメラ持ってるかい?
 この子を撮ってくれ!」

「もちろんです!」

何枚か撮ってるうちに、
おじいちゃんも来たので、3人で。
とっても素敵!

親子3人


写真を撮っていたら、
子どもたちも集まってきました。

線路沿いの子供たち


子どもたちの元気さ・無邪気さには、
いつもパワーをもらえます。

女の子
男の子

やっぱり、
人の温かさにふれた思い出は
何より記憶に残るのです。

僕がお返しできるのは、
現地の方々にも
楽しい時間を過ごしてもらう
こと。

「自分に何ができるかな?」
と考えてきました。

ビーチボールやけん玉を持ち歩いたり、
ハーモニカを演奏したり、
チェキで写真をプレゼントしたり。

どれも本当に喜んでくれます。

僕との時間が、
いい思い出として
残ってくれてたらいいな。


次回は、ダッカを出て、
別の町での出来事を書きたいと思います。
お楽しみに!




最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それでは、今日も良い1日を!



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