初めての内視鏡検査
IBD患者のほぼ全ての人が通るであろう関門
大腸内視鏡検査
お腹の中を空っぽにして、大腸の中を見る検査です。
怪しい場所が見つかったら、組織をチョンっとつまみとって生検もします。
検査自体は嫌じゃないのです。
状態ちゃんと知りたいし、問題ないってわかれば安心もできるので。
ただ、初めての内視鏡検査は、、、
【第一の戦い】 検査前日の空腹
先述した通り、大腸内視鏡検査では腸の中を空っぽにする必要があります。
空っぽにするための準備は前日から始まるのですが、まぁ、、、お腹空きます。
朝食は普通に食べて、昼食・夕食は検査準備食を食べます。
レトルトパウチに入ったやわらか〜い、とろっとした、食べ応えのないやつです。
食べられない味ではありませんが、美味しくはありません。
量が少ないのでお腹空きます。
感下剤を飲んで空腹に耐えながら就寝。
【第二の戦い】モビプレップ
私にとっては、これが最大の壁でした。
朝、何も食べずに病院へ行き、看護師さんに渡されたのは2Lの下剤
その名を モビプレップ
まっっっっっずいスポーツドリンクみたいな味。
15分ごとに200ccだったかな・・・コップ1杯分ずつ飲むように説明されましたが
まぁ、飲めませんでした。
一口目から吐き気との戦いです。
水は飲んでもいいと言われたので、モビプレップの味を水で流し込みながらだましだまし飲み進めました。
飲み進めていくと、お腹がぐるぐるっとなって何度もトイレに通います。
出るものはシャバシャバの半透明になったらモビプレップとの闘い終了。
というわけなのですが、、、
その日、内視鏡検査を受ける人の中で、ダントツで遅かったです。
飲めないので、出てくるのも遅くて。
それでもだいぶ頑張って、2/3くらいは飲んだ記憶があります。
そして、本当はまだって感じだったのですが、吐き気がまさって飲み進められなくなり、しまいには吐いちゃったので、そのまま内視鏡検査スタート。
【第三の戦い】大腸内視鏡
フラフラの状態で検査着に着替え、
(お尻に穴の空いた短パンみたいな検査着です)
ベッドに横になり、いざ検査スタート。
最初は痛くありません。何かがお腹の中を動いている変な違和感。って感じです。
そして、曲がり角に突入した、らしきとき・・・!
うぐぐ。って感じの痛み。
足を組んで体勢変えるようにとかも言われるのですが、
痛くてそれどころじゃない!!!!!!!
って思いながら、何とかゴロン。
高校生の私、半べそかきながら初めての内視鏡検査終了です。
正直なところ、モビプレップ飲むのが辛すぎて、
内視鏡検査受ける前からノックアウト状態だったことが敗因でしょう。
(何に負けたのかはわかりませんが。笑)
とりあえず、試練でした。
検査終了後のオレンジジュース最高
検査終了後欲したのは柑橘系のもの。
これは、今でもなのですが、柑橘系のジュースとかゼリーとか最高に美味しいんです。
オレンジジュース一気飲みした記憶があります。
しみわたる〜〜〜
って感じ。
すっごく辛かったけど、痛かったけど、まずかったけど、
もう一生この検査を受けたくない。とは不思議と思いませんでした。
「あー、これからこれを、人より多く経験するんだな。」
って、割と冷静に受け入れていました。
というわけで、
初めての大腸内視鏡検査は、試練でした。
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