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「イイワケ」とは

結局、第一志望は変えることなく受験しました。

正直、手応えはありませんでした。

私立は2校受験しに行き、1校は国語の点数を頼りにセンター利用。


結果

第一志望の国公立大学も、2校受験した私立も不合格

センター利用で出していた私立大学のみ、合格していました。

全滅じゃなかったのが良かったのか、悪かったのか。

進学するか、もう一年頑張って勉強するか、、、

全く悩まなかったわけではありません。

でも、まだ得体の知れぬ潰瘍性大腸炎と付き合いながら、ピリピリとした受験勉強をもう1年続ける自信がこれっぽっちもなくて、どうにか合格していた私立大学に進学することにしました。


おそるおそる振り返る

野球部を引退してから、受験を終えるまでのことを振り返ると

地に足はついていなかったなぁ

「治らない病気です」

と言われたものの、

手術の必要もなければ、入院もせずに済んだ、熱が出ることもなかった

病気をイイワケにして

受験勉強に集中しきれていなかったんじゃないのか

もっと頑張れたんじゃないのか

病気になっちゃったんだから仕方ない

ってどこかで思っていたんじゃないのか

それとも

病気にさえならなければもっとできた

って言いたいだけなのか。

この葛藤はすごくすごく辛いものでした。


初めて

そして、たくさんお金をかけて受験させてもらったのに不甲斐ない結果に終わってしまい

申し訳なさと

悔しさと

よくわからない感情がごちゃ混ぜになって、

病気の診断を受けてから初めて親の前で泣きました。


こうして私の受験期間は終わりました。

病気 = イイワケ  ??  に、したくない。

という思考はこれからずっとつきまとうことになりました。


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