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そろそろ色の話をしよか①【色相間、色温度、配色、セパレーションカラー】
手前味噌で申し訳ないが
最近、後輩にデザインのコツを教えたら大変喜ばれたので、
『自分なりにやってきたノウハウをアウトプットすることには需要があるのかもしれない!』と考えた。
昔とった杵柄ではあるのだが、
一応ファッション色彩検定2級持ってますので!僕!
【色のことなんも知らんなー】
っていう人に向けてならためになる発信できるはず、、
デザインだけでなくイラストを描いたりする方や、
ファッションが好きな方にも役立つと思うので、
是非よろしくお願いします。
色相環について
まずは、基本的な色の関係から説明します!
これはみんな見た事あると思いますが色相環というものです。
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赤、橙、黄、緑、青、紫
という基本の色を輪っかにしたものです。
色は大きく分けこの属性で理解すると分かりやすいですね。
さらに大きく寒色、暖色、中間色に分類することもできます。
[色温度]暖色と寒色【見た目でわかる美味しさ】
写真を編集するときに目にする色温度も、
その写真の色相を寒色よりにしたり暖色寄りにしたりして印象を変えています。
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このように食品などの写真は色温度を上げると美味しそうに見えますね。
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逆に色温度を下げるとクールな印象も与えられます。
今度はさらに細かく、
色の持つイメージ【印象】を見ていきましょう!!
色が持つイメージについて【デザインの方向を決める羅針盤】
色それぞれにイメージがあって
それが物の見え方に大きく影響します!
例えば、
・赤🟥熱い、日の丸、火、血、情熱
・橙🟧明るい、温かい、みかん、夕日、温厚
・黄🟨元気、危険、目立つ、活発
・緑🟩安心、森、野菜、平和
・青🟦クール、冷たい、空、海、冷静
・紫🟪高貴、毒、ミステリアス、セクシー
など、色を見てパッと思いつく
イメージ【印象】が、そのものの雰囲気に影響を与えます。
色のイメージを理解することが、作りたいデザインやイラストの方向性を定めてくれます!
橙+黄🟧🟨で使えば元気で明るい印象に!
青+緑🟦🟩で安心感のある印象になります!
そしてこの色同士の組み合わせを、
配色といいます。
[配色]補色と類似色【相性や関係性を知ればもっとわかる】
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隣り合っている色同士は類似色といいます。
この隣り合っている色同士は
似た属性を持っているので配色にまとまり感が出ます!
その色と向かいの色は補色と言われ、
正反対の属性を持つためお互いが反発し合います。
じゃあ、補色はダメなの??
という訳ではなく、
お互いを補[おぎな]う属性を持っているからこそ補色であり
だからこそ目を引くのです。
次の画像を見てみてください↓
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Qどこに一番最初に目が行きましたか?
恐らくですが、
🟥🟩の組み合わせに自然と目がいくとおもいます。
自然と視線が誘導されることを
誘目性が高いと言います。
看板やロゴなどではこのように
誘目性の高い配色がよく採用されています。
ですが、
目立ちはするが見つめていると
目がチカチカすることでしょう。
これは色同士が反発して境界線がチカチカしてしまう、
ハレーションという現象を起こしています。
ではどうすればいいのか、
ここではセパレーションカラーという配色を使って解決してみましょう。
セパレーションカラー【究極の便利屋、無彩色】
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セパレーションカラー配色とは、
彩度の高い色の間に、白や黒などの無彩色を挟む事で
ハレーションを防ぎつつ視認性を上げます。
無彩色と呼ばれる、白や黒には
彩度[色の鮮やかさ]がないため
境界線をハッキリさせたり。
他の色の影響を受けにくくすることが出来ます。
彩度の高い色+無彩色
国旗や企業のロゴなのによくこの配色は使われているので、
街中で探してみるのも参考になります。
次回はトーンや彩度について、
詳しく書こうと思います。
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前回の記事です。
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