minneに出品した日のこと
先日、minneに初めて出品したので、そのことを書き記しておきたいなと思います。
小さなアカウントが数品の作品をアップしたところで、誰も気づかない。けれど、私にとってはとても大事なことで、この日を大切にしたいし、これからこのアカウントを育てていくんだ、とほかほかした気持ちになった。「趣味レベル」ってことにたぶん変わりはないし、すごい人もほかに沢山いるんだってことはわかっている、、私になにがどれだけできるかもわからないけれど、、
目の前にGOサインがぱっと現れたような感覚。もしかしたら誰かの役に立てるかもしれない!と希望が持てた。いままでも幸せだったし満ち足りてもいたのだけど、いわゆる「こどものいない専業主婦」という社会的なつながりの希薄な状況で、ぽつねんとしていたところがあったのだと思う。
アカウントを作るにあたって、製作はもちろん、プロフィールの文章や、値段決め、生地の商用利用のこと、さまざまなことが初めてで、ひとつひとつに悩んで試行錯誤をした。会社に勤めていたときには、こういう種類の試行錯誤はなくて、仕事自体はほぼ完成された形のものをこなしていた。だから、もちろん「客観的」な視点でみれば「まだまだ」であることは間違いないけれども、私にとってはこの些細な試行錯誤のプロセスが誇りだ。作品をつくるだけじゃなくて、仕事そのものからつくろうとしているんだ。
いつか私のつくったものが、だれかの役に立ちますように。
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