【隠れた名作】母を求める少年が、出会いと冒険の中で成長していく。心温まる王道RPG『ポポロクロイス物語』
※多大なネタバレが含まれているため未プレイの方は閲覧注意です
子どものころは親にゲームを禁止されていて、友だちの家でゲームを眺めているのが大好きでした。野口です。
そんな私が初めてゲームで感動したのが『ポポロクロイス物語』です。
小学生のころ、友人の家でエンディングを見たときに、無性に心がくすぐられたのを覚えています。
思い出して改めてプレイしてみようと思い立ったのは、当時から12年経った社会人1年目の23歳の時でした。
改めて、物語のあらすじを説明します。
あらすじがネタバレと思う方もいらっしゃるかもしれない。
でもポポロクロイスの本当に面白いところは
ここに全く記載されていない。
私が何よりこの物語に魅入られたのは3点。
・仲間
・ヒロイン
・音楽
■仲間
主人公のピエトロは冒険の旅に出る。
その道中で様々な旅に出る。
冒険は楽なことばかりではなく、障害も山ほどある。
そんな時に彼の支えになるのが旅の途中で出会う仲間である。
Wikipediaにはきれいにその部分に関しては記載がありません。
本当にポポロクロイスが好きな著者様がネタバレを嫌い、あえて記載しなかったのだと思います。
この記事からも皆さんにプレイして体験してもらいたいという思いを受けとりました。
本当に素敵です。
10歳の男の子が一人で冒険している。
それはつらいことも、悲しいことも、心が折れてしまいそうになることもある。
そんな時に信念をもって生きているピエトロに惹かれた人たちが力を貸し始める。そこに年齢も性別も種族の違いもない。
あるのはピエトロの力になりたいというシンプルな気持ちだけ。
そういう仲間たちとの掛け合いは本当に面白いです。
その中でもヒロインであるナルシアだけは、、、
■ヒロイン
ヒロインの名前はナルシア。
主人公との出会いはひどいものだった。
色々とあって共に旅に出るが、その旅路の中でのナルシアの成長や、主人公ピエトロに対する捉え方の変化。少しずつ見えてくる淡い想い。
なんだかもどかしくて、甘酸っぱい、初恋を想い出すような、そんな気持ちになります。
個人的には小学生のころに友だちの家でポポロクロイスのラストシーンを見た瞬間、いつか自分がやろうと決心したのを覚えています。
そして、その時の記憶をより鮮明に残した原因になったのが、音楽です。
■音楽
ポポロクロイス物語に使われている音楽は、個性的なものが非常に多く、なんだか壮大で、物憂げで、楽しげで、ワクワクするけどやはりどこか切なくて。そんな曲が多いです。
また、キャラクターのイメージソングも非常にキャラクターとマッチしていて素敵です。
こちらは言葉では説明つかないので、ぜひ一度聞いてみていただきたいです。
■まとめ
重要な部分や細かい部分のネタバレを省いて書いてみると、意外とほとんどかけないものなのだと実感です。
ただ、一つだけ言えるのは、だからこそそこには体験してみて初めて分かるものがあるということです。
ピエトロと共に旅に出て、少年のようなワクワクする気持ちや不安や葛藤を体験しながら、それでも一歩一歩前に進んでいく。
このゲームをクリアした時に、きっと理屈じゃなくピエトロやナルシア、仲間たちのことが好きになっているはずですし、何よりポポロクロイスという物語がとても好きになっているはずです。
個人的には2の方がやりこんでいて、続編の物語ももちろん面白くて好きなので、1をプレイされた方はぜひやってみてください。
長くなりましたが、
母を求める少年が、出会いと冒険の中で成長していく。心温まる王道RPG『ポポロクロイス物語』
僕の人生のバイブルなので、とてもおすすめです。
ぜひ一度プレイしてみてください。