![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32358734/rectangle_large_type_2_17d0c5432f90a0b55c94836a50b34b9b.jpg?width=1200)
新たな居場所に出会える暮らし
また白馬が好きになった。
かれこれ毎夏6年近く
旅行に行っているのに。
今回の滞在中に、
次の白馬の予約をしていた。
また9月に1週間滞在する。
俊さんやミズトさんとサウナやりたいし、
ニューフジヤや学さんのお店にも行きたい。
毎年白馬に行っている旅行とは明らかに違った。
何が違ったのか。
![画像20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32246831/picture_pc_039938e77123483eb0bca6c1bf032679.jpg?width=1200)
キッカケはADDressだった
今、月額4万円で全国60拠点に住み放題のサービス
ADDressを利用している。
月の1~2週間を実家の大阪で過ごし、
残りをADDressを使って多拠点生活中だ。
What’s ADDress ??
月額4万円で全国の契約施設にどこでも住み放題のサービス。電気代やガス料金、水道代、ネット回線料金が含まれており、敷金・礼金・保証金などの初期費用も必要ない。
拠点は、北海道札幌市や神奈川県の鎌倉、静岡県南伊豆、鳥取、徳島、大分……と全国各所に60か所以上展開していて、都内に拠点が用意されている。これら各拠点の個室を自由に利用することができる。
ADDressの拠点は、一軒家もあれば
ホテルやゲストハウスがあったりとさまざま。
ただどこも共通しているのは、
家守と呼ばれる個性溢れる
地域住人、管理者がいること。
地域との交流の機会や
ユニークなローカル体験、
その地に暮らしているからこそ分かる
情報を提供してくれる。
そもそも毎夏、白馬に旅行していたのは、
木崎湖で開催の「ALPS BOOK CAMP」があるから。
![画像21](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32246981/picture_pc_a4515ed2179d253bd03b2a0f5e91bafb.jpg?width=1200)
フェスが大好きで、大学時代から
全国各地のフェスを廻っていた。
この「ALPS BOOK CAMP」は、
いろいろ廻ったフェスの中でも
最も好きなフェスの1つ。
毎年2日間開催されているので、
白馬にあるペンションに泊まっていた。
今年は、コロナの影響で中止になったものの
7月にADDressの白馬拠点がオープン。
ちょうど仕事もあったので、1週間ほど滞在した。
![画像22](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32247067/picture_pc_4146949485f555516d084983e845ed8b.jpg?width=1200)
ADDress 白馬拠点の部屋写真
家守のミズトさんの存在
白馬拠点にも家守はいる。
その家守こそがミズトさんだった。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32244264/picture_pc_f752cfe728eb5ea112a9508a1914fdfd.jpg?width=1200)
ミズトさんは、静岡出身の移住者。
白馬に移住して10年。
リゾートバイトで全国を廻っているなかで
宿がやりたくなり白馬に来たとのこと。
今ではお子さんもいて、
ADDress拠点でもある「hakuba share」の他
白馬にあるペンションを運営している。
今回の白馬Lifeが
これまでと大きく違ったのは
ミズトさんの存在が大きく関わっている。
![画像23](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32260649/picture_pc_b5ec23c3cee945c297e26d087e8f7a29.jpg?width=1200)
ミズトさんは、惜しみなく様々な方を繋いでくれた。
繋げてくれたことで自分だけでは
決して出会えない人達と出会えた。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32244428/picture_pc_149eb60b031bd1de42dc915d65ac96a0.jpg?width=1200)
真ん中:哲さん(Iwatake Rock's)
右:賢さん(ロッジ経営)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32244444/picture_pc_63e0931485255af7bb187b36d572ece2.jpg?width=1200)
真ん中:関根さん
右:茉美さん(松川村 地域おこし協力隊)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32244490/picture_pc_00d0f04269e761174a16b5e452d55d03.jpg?width=1200)
左:うえっち 右:俊さん
他にも、
白馬村の地域おこし協力隊
大町市の職員さん
学さん etc
俊さんも繋いでくれた方の1人
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32245415/picture_pc_5100a105aca639c19e982798603c2fd8.jpg?width=1200)
俊さん自身も移住者。
もともと千葉に住んでいて、
白馬で魅力的なログハウスと出会って、
移住を決意。
娘さんが生後3日の時に移住されている。
移住するときの話がすごく印象的で面白かった。
目で見て、聞いて、体験してわかったこと
いろんな方と知り合う中で
様々な話を聞かせてくれて
これまで知らなかったことが知れた。
![画像23](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32260415/picture_pc_58197b4388e1c593ecfd86b9b86d4a1c.jpg?width=1200)
白馬村は、人口9,000人のうち
半数が移住者の街であること。
地方過疎化というワードが飛び交う中、
白馬村には移住者が住める空き家が
ほぼ埋まっているくらい人気であること。
白馬はこれまで何もしなくても
観光客を待っているだけでお金を稼げたこと。
そしてコロナによって、
そうは言ってられない
状況下になっていることも。
また俊さんの会社のことも知れた。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32245668/picture_pc_4ba9bec6f4a4dd7a22511725205da3d7.jpg?width=1200)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32245515/picture_pc_7492e1cfae0b33eb8115beeecf06ab09.jpg?width=1200)
使わなくなったギアを次の人へ
中古ギアを通じて、スキー・スノーボードを
もっと身近な遊びにする
をミッションにする
モンスタークリフ株式会社
俊さんは、白馬村で
使わなくなったスノーボードやスキー、
ウィンタースポーツ用品全般の
買取専門店を経営している。
![画像23](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32260982/picture_pc_be5070a642d14b34990ef004205e176c.jpg?width=1200)
スノーボードは処分するのにもお金がかかる。
家で眠っている状態ももったいない。
そんなスノーボードを一式買い取って、
細かい部品ごとにわけることで
カスタマイズができるようになり
商品価値を生みだす。
あるいは、一定数の数を
そろえることで価値に変えていく。
![画像23](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32260997/picture_pc_d77cbe3f2126efacaa3371534acf7eb1.jpg?width=1200)
他にも百馬力というイベントで話していた
地域内循環を作るアイディアも俊さんならではの視点。
何かアイディア出せないかと僕も考え中。
何か良いアイディアあればコメントしてほしいと
俊さんから依頼があったのでよかったら是非。
繋がったからこそできる特別な過ごし方
そして自分だけでは
決して体験できなかったことを
体験させてくれた。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32245720/picture_pc_1ece72438dc351a4a87742e089514f09.jpg?width=1200)
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32245751/picture_pc_18a6c1f2a0b28ed463f88fe076b80b3a.jpg?width=1200)
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32246518/picture_pc_4248f10214ea7d73b31874b19b9234a5.jpg?width=1200)
「ワーケーションの撮影で、協力してくれない??」
と、ツリーデッキや岩岳、そしてまさかの
温泉・SUP上でのテレワークをやらせてくれた。
僕一人じゃ浮かばない発想だし、
浮かんでも決して実現出来ない体験だった。
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32246041/picture_pc_4dc47d2d464ca9fb52baeb342b730d92.jpg?width=1200)
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32246099/picture_pc_03f49a0251da605a47fb8aabaab239e9.jpg?width=1200)
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32246177/picture_pc_d64a80c62954397028936bd017575ef5.jpg?width=1200)
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32246182/picture_pc_28ce12ff68673a86b504bdec2271858c.jpg?width=1200)
自然体に広がっていく繋がり
ミズトさんがキッカケとなり、
友達が自分の友達を紹介するように、
ゆるく自然体に繋がっていく。
そして白馬で繋がりがあるからこそ
実現できる体験も広がっていく。
自分ひとりだと、どれも時間がすごくかかる
その土地に住んでいる方に話かけることはできても
関係を築くには途方もない時間がかかる。
俊さんもミズトさんも言っていたけど
移住先で心許せる人と出会うまで本当に孤独だったと。
「半年」「2年近く孤独だったよ」とも話していた。
移住者が多く、新しいことにも寛容的な
白馬という環境であっても
そして俊さん・ミズトさんのように
気さくで接しやすい方でも
1から繋がりを作ることは大変なんだと思った。
そんな中、僕は1日で孤独じゃなくなった。
それは家守のミズトさんがいたから。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32245222/picture_pc_6b943f098014a9cd44705906b2315294.jpg?width=1200)
「次いつ来るの?」
「にっしー、また遊びに来てよ。次も呑もうね」
「今度来るときはサウナしよ!」
社交辞令かもなと思っていたけど、
嬉しいことにそうではなかった。
実際、具体的な予定がどんどん決まっていく。
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32246250/picture_pc_b17e511131c8ad41b4824101261d0eee.jpg?width=1200)
「白馬の人と話していても楽しいけど、
他の地域を廻っている人の話は新鮮だし、
僕らにない視点がいっぱいあるんだよね。」
「ADDressには良い意味でぶっ飛んでる人が
多いから面白いんよ。にっしーもそうだね(笑)」
と言ってくれて、少しほっとしている自分もいた。
白馬の方にも面白がってもらえてて良かった。
勝手な妄想だけど
俊さんやミズトさんが
僕に良くしてくれているのは、
そんな孤独な経験があるからかもと思う。
すごく居心地が良かったし、
白馬に行くきっかけも日に日に増えていく。
これからの白馬
お盆をすぎた白馬は急に気温が下がるらしい。
白馬の短い夏が終わろうとしている。
次の白馬は9月。
どんな出会いがあるか、
白馬の人と一緒に面白いことができないか、
次も楽しみで仕方がない。
![画像24](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32262517/picture_pc_e0b61e4cd0d5e1282d132b13a70b8dae.jpg?width=1200)
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