[感想・キャラ編]白猫プロジェクト6周年「Original Horizon」
ユーキです!
これまではTwitterで諸々感想とか上げてたんですが、ネタバレやら何やら色々気を使うのと、画像も多く上げられるのでNoteを開設してみました。
8月を迎え転スラコラボも開始された事ですので、オリジナルホライゾンの感想をキャラや気になる点ごとに書いてみたいと思います。
ネタバレ全開の内容となってますので、嫌な方はプラウザバックお願いします🙇♂️
今回は各キャラについて、考察を交えて書いていきます。
※追記
後編のストーリー編をアップしました!
・クロカ/シロー
散々「これから大変な事になるよ!」と伏線貼られまくってた通り、大変な目に遭わされた2人。ある程度予想していたとはいえ、いきなりのこの選択に面食った方も多い筈。
「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンドレスエイトのようなタイムループものと「幻想水滸伝2」のような敵味方陣営に分かれる展開はどちらも大好物で、しかも主人公選択により敵味方が入れ替わり展開も変わる「ラングリッサー」の分岐も好きな自分としてはかなり楽しめた。
それぞれの展開も
・本能的に突進するあまり次々と仲間を失い、
絶望的な状況に追い込まれるクロカ
・理で考える故に敵の策に飲まれ、
かつての仲間との対峙に追い詰められていくシロー
と相対的な内容。
特にシロー編はTwitterなんかではかなり賛否両論だった印象。
こういうifストーリー的なのは面白かったけど、普段の白猫では中々見れない展開だった。
そんな2人が負のループを抜け出したのは勿論赤髪の助けもあったけど、自分の血脈の中にある過去の人々の想いに気づけたから、というのも、グラホラからオリホラまでの歴史としてのシリーズならではかな、と。
後、個人的にはこの2人の言葉選びの軽さって大元のユベニエから受け継がれてるもんだと思うんだけど、多分キャラ設計はクロシロのが先でユベニエがそこをフィードバックされる形だったんじゃないか、と邪推したり。
割と頭のキレるユベルと本能的なニエルという構図がクロシロだと逆になってるとこなんかも、2人の血脈がどっかしらで混じってるのかもしんないなぁ。単なるカンだけど😅
ストーリーで成長して今まで生きてきた狭い世界を飛び出す、という流れは天気イベの姉弟とも共通していて、今後の登場が楽しみな2人であります。
・主人公/アイリス
今回の2人は話の中核というよりは、マニトとメナスに受け継がれる力の元として、そして数々の冒険を超えてきた先達者としてクロシロを救い助けるという先輩ポジなのかな。
とはいえこの2人が居なければループを抜け出せなかったわけで、逆に言えば狭い世界を押し広げる役も買っていると言えるかも。
アイリス的には赤髪に対してゼロクロ時代の多大な負い目があるので、そこを逆ポジになることによって返せた点も重要。
今回スポットが当たった中で重要なのは赤髪の「ルーンの光」、いつもの友情覚醒のアレ。今回のストーリーではループを打ち破る力となった。
グラホラでも使ってたトコを見ると、黒とか白とかというより赤髪固有の能力のようにも見える。
そもそも今の彼の髪色が赤なのも今となっては謎なので、そこも関係している…かも?
・ジュダ
「神獣」というワードから関連が予想されていたジュダ。
忘れがちだけどジュダを作ったのもいつもの如くエピタフなので、その両方の要素がからむ今回はいつになくヤル気満々。
エヌマ様との出会いでジュダの半分、神獣側の話もケリがついた...ように思えるけど、ジュダの中の神獣はフィエゴがグラホラで奪っていった神獣の力とはあんまり関係ないんじゃないかな、と思ったり。
というのも、オズマの言では「死生観」を最初に授けたのがエヌマ様とのことだが、エヌマ様って「死の神獣」っぽくない。
再生とか知識とか、イメージ的にはそっちが先に来るイメージなので、ジュダの元となった神獣はまた別なんじゃないかな?
※追記
改めてジュダとエヌマ様の会話を見返したところ、
ジュダの元となった神獣が「死生観の体現者」という発言があった。
このことから、上の画像は神獣のイメージとしてエヌマ様を表示してるだけで、死生観を授けた神獣はジュダの元の神獣であるとも取れる。
・ティナ
こちらもオルエンやナーペルから強い関連性があったティナ。
ティナ自身のバックボーンはプレシャスチルドレンやら霊神の欠片(これがオルエンのことかはイマイチ不明)があるけど、まさかこれがメイン側のお話に関わってくるとは。
母親側にスポットが当たりがちだけど、父親側の情報が開示されたのも興味深い。
今回遂に鍵が外れたり、ナーペルとの決着がついたり一区切りついた感あるけど、多分正式決着はトライドル続編でやるんじゃないかな?
まだまだティナ自身の謎も残っているし、ナーペルもファルファラがいないとこで決着!っていうのもちょっと味気ない。
というか、ルエルの例もあるし😅。
これはジュダにも言えることだけど、彼ら主軸のストーリーからみるとオリホラは彼らにとっては外伝的立ち位置なのかな、と。
・アピス
今回のシリーズの影の主役にして、みんなの涙腺崩壊マシーン。
唯一アピスのみがホライゾンシリーズのストーリー上では皆勤なのもあって、ホライゾンシリーズを追っていくと自ずと彼の成長や変遷を追っていく形になる。感情移入度は人によってはクロシロを凌ぐはず。
場合によっては「こんなに立派になって...!」という親心まで目覚めてしまうわけです(?)。
無口→主人の言いつけを守りおしゃべりに成長→たまにシリアス、っていうギャップがまたいい。
そんな彼が行きついた先に出会ったものは...ってのはもう、涙無しには語れない(泣)。ホライゾンシリーズで一番好きなキャラになりました。
個人的にはアピスの大精霊ってバックボーンが、白の王国の精霊魔法の使い手・アランティアなんかと繋がったりするのも期待。
精霊の後輩ともいえるラクアやシズと関わるのも面白いかも。
・ピラウ/ペルマナ
どうなってしまうのか気になっていた二人。
正直祠入りは無いと思っていた(というより師匠のほうが心配だった)けど、二人の存在が結果的に敵の術中にハマる第一歩への餌となってしまった訳で、そういった面でも行方が気になるキャラだった。
黒幕の性格の悪さからして、魔改造された上に情報書き換えられて襲い掛かってくるなんて展開も考えられたんで(汗)。
ただちょっと気になったのは、「アンドロイドである意義」がイマイチ感じられなかった事。この結末だったら人間でも良かったような?
でも、逆に今後ハーティやゲンペイ勢、エプリル達なんかと絡んでいく妄想も楽しそう。
・オズマ
久々に現場に出張った法王様。
ストーリー上の視点でみるとあんまり活躍を感じられない形になっちゃったのがちょっと残念だけど、それでもさすがの存在感。
グラホラのおじいちゃんがオズマ餅持ってたのもいい思い出。
今回一番驚いたのは、砕けた口調で話しててもクロカ達初対面勢とジョニーのような身内と話すときで声のトーンが演じ分けられていたこと。
ホントに今回ストーリーの頭でクロカ達と話しているボイス聞いて、「あれ、似てるけど声優さん変わった!?」って思ったくらい、ちょっと偉そうっていうか、大きく構えている感じがした。
それにずっと違和感があったんだけど、ジョニーと二人で話しているときのボイスで「この声じゃん!」ってなるくらいいつもの軽いオズマの声で。
法王モードの時はもちろんなんだけど、同じ口調でも相手によってトーンが変わるのはさすが声優、プロだな、と感服しました。
味方側のキャラ編はここまで。
ホントはルーグやリンプイ、更にはセレナ達なんかも触れたかったけどキリが無いので中核メンバーに絞りました。
後編は敵側の動向や気になるキーワードについて記したいと思います。
ここまでお読み下さりありがとうございました。