歌うボイスロイドというコアな世界。
歌うボイスロイドと聞いて、ピンとくる人はいるでしょうか?
ほとんどの方は耳にしたことはないはず。
それもそのはず、これは普段あまり耳にしないであろう、歌唱機能なしの音声合成ソフトウェアを使って、あえて歌唱させたもののことです。
ちなみに、音声合成ソフトウェアというのは、VOICEVOXや棒読みちゃん、Voiceroid、Cevio AIなどの読み上げソフトウェアの通称で、
YouTubeなどでおなじみの「ずんだもん」や、コロコロコミックに出てきた「足立レイ」の声もこの音声合成ソフトウェアで生み出されます。
本来の使い方の例として、僕が作った作品を挙げておきますね。
そんな、普段は読み上げとして使われる音声合成ソフトウェアを歌唱させたのがこちらの動画(作者:僕)です。
曲は、僕の推しアーティスト、YOASOBIの怪物!
それではどうぞ!
このような作品の総称が、歌うボイスロイドと言われるものになります。
ただ、この歌うボイスロイド、作品をアップロードするクリエイターの数が少ないんですよね。
なぜなら、よほどの物好きでない限り作らないからです。
それはなぜか?
理由は2つあります。
1つは、作るのがとても手間がかかること。
もう1つは、歌唱させるだけなら他にも歌唱ソフトウェアがあるからです。
歌声がほしいだけなら、歌唱ソフトウェア(初音ミクなど)を使えばいいだけなんです。
それにも関わらず、なぜそこまでして、音声合成ソフトウェアに歌唱させようとするのか?
それは、
音声合成ソフトウェアの声色で歌ってほしいという気持ちがあるからです!
ずっと一定の音声合成ソフトウェアを使っていると、その声に愛着が湧いてくるんですよね。
だから、他の歌声ではなく、その声で歌ってほしいと思っちゃうんですよ。
だから、手間がかかろうとも、面倒くさかろうとも、歌うボイスロイドを作りたいんです。
ただ、今は作りたい曲がないのでお休みしてるんですけどね。笑
また、何かいい曲があれば、触ってみたいなぁ……。