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チャートはレンジブレイク?教育界のNetflix $CHGGは来年にかけて買い?

この記事では主に米国株の銘柄の売上高やキャッシュフロー等ファンダメンタル分析に欠かせない要素をグラフ形式に落とし込み、分かりやすくまとめています。

今回はチャート的にレンジブレイクし、新値をつけている$CHGGについて調べました。

$CHGGことCHEGG(チェッグ)は2001年に創業し、2013年にニューヨーク証券取引所にて上場しました。教科書のレンタル、コース支援、オンライン指導を事業としています。教科書レンタル事業は教科書を購入するよりもかなり安く借りることが出来るシステムとなっています。収益は教科書のレンタルが大半を占めていて、次いで月額制のオンライン教育サービスとなっています。

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チャートでは上のようにレンジブレイクし、新値をつけています。(2020/12/27現在)

決算のそれぞれの推移を見てみましょう。

売上高の推移は以下のようになっています。

売上

2018年からの成長が顕著に表れています。

去年度と今年度との四半期ごとの売上高の比較を見てみましょう。

四半期

3Q決算時には売上高前年度比率プラス約163%になっています。

これまでのEPS予想と結果を比較してみましょう。

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次回決算EPS予想はYahoo Financeによると0.49ドルとなっています。

営業キャッシュフローの推移は以下のようになっています。

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きれいな右肩上がりを見せています。成長株であることが判断できます。

次に営業キャッシュフローが純利益より上回っているかを確認します。(粉飾決算の疑いが無いかを確認しています。)

純利

全く問題なくプラスで推移しています。

次に営業キャッシュフローマージンを見てみましょう。

マージン

2019年度ではなんと営業キャッシュフローマージンが27%にもなっています。この図でこの企業は非常に儲かるビジネスモデルを持っていることが分かります。

長期的なチャートでは以下のようになっています。

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5月の決算後から大きく株価は上昇していることが分かります。現在は新値をつけている状態で、上値抵抗線が支持線に変わるかどうかという状況になっています。

$CHGGの次の決算は2021/2/8(月曜日)となっています。

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