気散じて点と点がつながっていく世界
私はあるプロジェクトのリーダー。その役割上、私自身の専門外のことも扱う必要がある。各分野のメンバーへ指示や相談を行うからだ。
ある日、機械屋から私が書いた図面の加工指示に関するアドバイス。
「この図面の指示はドリル加工では無理なのでこうしましょう。」
いや~わからなかったなと、失敗して残念な私。
こんな気分を晴らすように、関連ワードが思い浮かぶ。
「ドリル加工…新聞広告に福島の企業のエンドミルがあったな、何か関係あるのか?」
気散じに調べると、ミーリング加工について書かれた岡山の企業ページへたどり着く。
ドリルとエンドミルは使い方が全然違う。フェースミルやタップというツールもある。
へぇ、面白い!
その業務で出たワードから派生し、つながって自然と知識が吸収される。とても素早く。不思議だ。
次に機械屋と話したときに前よりもわかる自分がいる。楽しい。
この気散じて世界が広がっていく感覚。とても大事にしたい。
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