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【役割の先にある思い遣り】 たったひとつのAI開発と私

A Iの営業

文字にすればたった5文字の業務に、
私はのめり込んでいます。

子供が小さいうちは、自宅で仕事をしたい。

そんな思いから
「在宅」「リモート」をキーワードに職を探し、
見つけたのが今の仕事です。

切り詰めれば専業主婦でも生活は出来るけれど、家事育児以外の”何か”していたい。
このままでは、”何か”がダメになりそうだ。
でも、私がしたい”何か”ってなんだ。”何が”ダメになるんだ。

そんな漠然とした焦りと、見えない”何か”に駆り立てられ私は職探しをしていました。

入社のきっかけ

「真剣に楽しんでくれる人」
「心配性でおせっかいな人」

今の会社の求人募集に並ぶ言葉をみてピンときました。

今思えば、
AI開発やIoTの知識がほぼないにも関わらず、
応募をしたことは無謀な挑戦でした。  

しかし、
ガムシャラに真剣に頑張る人たちに囲まれ、
あれこれ心配したり、おせっかいをやく。
これは、私が探していた”何か”かもしれないと感じました。

晴れて入社をした後の
はじめての会議でCEOに言われたことがあります。
「AIの開発は日々進化しています。今はトップ技術であっても、半年後にはわかりません。だから、私たちは日々新しいことに挑戦しています。
たくさんあるAIの中で、ある分野ではトップであり、たったひとつのAIを開発しつづけます。」

CEOの言葉の通り、開発状況はバシバシ変わるし、CEOからの指示も昨日と今日で違うこともしばしばです。

お客様に対峙する営業としては、
社内で左右を見ながら進んでいるつもりが
気がついたら誰もいない場所に取り残されたような孤独感を感じることもあります。

加えて「在宅」である以上、
家でモンモンとしていても、誰も気づいちゃくれません。
感情は、言葉にし積極的に発信しなければ、会社に伝わることはありません。

「はじめから私には無理だったんだ」
「どうしてよいかわからない。これで最後にしよう。」

辞めたいと思ったのは一度や二度ではありません。
今の仕事をはじめて約1年半、パソコンの前で数えきれないくらいの弱音を吐きました。
でも辞めないで今日まで続いているのは、
会社との相性がいいから
だと思います。

苦しいけれど、ひとりでは体感し得ない楽しさをここでなら追求できると直感で感じています。

答え合わせ


先にも書いた通り、会社は常に新しいことを試しているが故、指示もコロコロ変わります。

けれど、なぜ指示が変わったのか、自分なりの答えを持って取り組めば、会社は必ず答え合わせをしてくれます。

1年半=18カ月、
私にとって短いこの期間で、少しずつ会社のビジョンを自分の中に取り込めているのは
(と私が感じているだけかもしれませんが)
この答え合わせに会社が真摯に付き合ってくれているからに他なりません。

目が回るくらい忙しくても、
一旦止まって、答え合わせをする

たった5分程度のこともあるこの時間を私は大切にしていきたいです。

役割の先にある思い遣り


営業とか、開発とか、総務とか、広報とか、
会社に所属している以上、それぞれに役割があります。ただ、それらは微妙に重なり合っていると思います。

だからこそ

「営業だから、、、」とか、
「これは開発の仕事だから、、、」とか、
そんな壁を設けるより

「自分がカバーできることはないか」
「今の私に何ができるのか」

考えたり、発信した方が優しいと思います。

不思議なもので、
ひとつのプロジェクトを皆でガヤガヤ口も手も出しまくるうちに、孤独感は消えていきます。
在宅であっても、他者の状況や感情がわかるようになるからだと思います。

迷いや悩みがあるのは自分だけじゃない。
あの人もこの人も、みんな踏ん張っている。

それがわかるだけで、
自然と他者を思い遣るようになりました。

最後に


前向きな書き方をしましたが、今の私の業務が順風満帆な訳ではありません。
きっと近い未来にひとりで弱音を吐くと思います。
ただ、今はまだ諦めたくないと思っています。

たったひとつのAIを開発し拡めるために、
私は私の出来ることを探し続けたいと思います。
この仕事が、いつか、誰かの助けになると信じて明日もまた答え合わせをしていきます!

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